ビックリマンのストーリーを悪魔側から考察する試み

ビックリマンのストーリーを悪魔側から考察する試みです。

(仮)魔覇ドラゴット開眼

VOL15 魔覇ドラゴット開眼

 

アクセスありがとうございます!

ビックリマンのストーリーを悪魔側から考察する試みVol15です。

 

前回は、魔覇ドラゴットが飛び立つところまでを動画にしました。

今回は、魔幻型突入からデカネロンまでを動画にしたいと思います。

考察は、◎分〇〇秒からで、魔覇ドラゴットについてです。

それでは、よろしくお願いします。

 

◆◆紀

 

次動ネブラで聖魔の争いが勃発。

ヤマト爆神と対峙したダークヘラの造魔棒(ぞうまスティック)が肥大化、魔覇ドラゴットとなり、魔幻型へ飛び立って行きました。

 

突然の状況に事態が飲み込めないヤマト爆神。

ダークヘラは戦線を離脱しまいます。

 

そこにヤマト爆神に天聖界からの情報が入ります。

魔覇ドラゴットが開眼すると、魔幻型は完成し始動を始めると、全ての悪魔は増力する。

その魔覇ドラゴット開眼のキーポイントは、地中の魔動源祖球から発生している祖球フロスで、最大サイズの祖球フロスが右目はまる事で魔覇ドラゴットは開眼するのでした。

 

これを知ったヤマト爆神は攻撃の目標を、ようやく正確な位置を知る事ができた魔幻型に定めます。

 

一方、天聖界が魔幻型の情報を知り得たのには訳がありました。

聖神ナディアの命を受けたヘブン士の制空キングが天聖界へ到着。

シャーマンカーンに聖典を渡したのでした。

シャーマンカーンはこれを解読し、次動ネブラで戦うヤマト爆神に情報を伝達したのでした。

 

さて、魔幻型攻略戦ですが、その下には巨大な迷宮「魔幻迷宮」が広がっていました。

これを突破しなければ、魔幻型を攻略する事はできませんでした。

この魔幻迷宮攻略に際して、天聖界から援軍が到着します。

 

まずは、次界までの様々な戦いで活躍した聖ウォーマンに続いて、新たに女性天使で編成された聖ウォーマンⅡ。

次に魔幻迷宮に巣食う魔宮伝説合戦鬼に対抗すべく参戦したプレイ天使たち。

プレイ天使たちには、それぞれお守りがくっついていました。

彼らは次界が気になって、ついウィングパスストリームに乗って次界にやってきてしまったのでした。

 

おや・・・

 

 

最後に、次界案内古師(じかいガイドこし)とも呼ばれる次動ネブラの長老達が導いた天使たちです。

彼らはそれぞれ天聖界にテレパシーを送っていました。

 

まずは聖妃リーチです。

彼女は、ヘラクライストに理力をインプットしたインプット天使の1人でもある上御殿がパワーアップした姿でした。

さらには、ストライク天使。

パワーアップを繰り返し、次回門攻略戦で活躍したアローエンジェルがさらにパワーアップして、登場ですの。

最後に、最後の神帝 烈神照光。

彼は若神子のまま天聖界に残り、聖色光で次界までの道を照らし続けていました。

次界までの道として、ウィングパスストリームが開通し、その役目を終え、満を持して神帝にパワーアップしての参戦です。

 

援軍も加えて、魔幻型に攻略に向かいます。

そんな聖戦士軍団の前に、魔存鬼が立ちはだかります。

これをまず迎え打ったのが聖ウォーマンⅡたちです。

魔幻型攻略の序戦となったこの戦いに聖ウォーマンは勝利します。

 

いよいよ魔幻迷宮に突入です。

 

魔幻迷宮には、序戦で幻神たちを撃破したデビリン族も追いつき、戦いに加わります。

これには、聖ウォーマンたちが対応します。

次界案内古師に導かれた天使達は、悪魔と戦いつつ出口までの道を切り開き、プレイ天使たちが、迷宮に巣食う魔宮伝説合戦鬼たちに対応します。

プレイ天使たちは魔宮伝説合戦鬼を倒しますが、神伝レーラだけは異なりました。

神伝レーラのお守りカボシャは、餓乱苦2(ガラクーツー)に捕まり、魔ボシャになってしまっていました。

めざ魔人に魅入られた神伝レーラは、それに気づかず、魔ボシャに乗り込んでしまいます。

ここで、神伝レーラは、ガラスの靴ならぬ「ガラ苦ツ」を履き、洗脳されてしまいます。

 

その間にも魔動源祖球から祖球フロスは発生し続けています。

積星からの聖撃命を受信したヤマト爆神は、魔覇ドラゴットの開眼を阻止するため、先行して爆走。

その姿をタイプⅡへと変え、魔覇ドラゴットに近づく祖球フロスを破壊しつつ、魔覇ドラゴットに迫ります。

ついに、最大の祖球フロスを発見し、これを破壊しようとしたヤマト爆神でしたが、これを仕留め損ねます。

神伝レーラがヤマトの持つサバイブラスト剣に仕掛けを施していたのでした。

ヤマト爆神の奮闘も虚しく、最大祖球泡は魔覇ドラゴットに到達、ついに魔覇ドラゴットは始動を開始します。

 

それと同時にとある悪魔が甲殻体に包まれて次動ネブラに到着しました。

このとある悪魔は、ワンダーマリアと交信していました。

甲殻体は地中の魔動源祖球に飛び込むと、魔幻型を通して、頂上の魔覇ドラゴットの口内に甲殻球を産み出しました。

 

また、この時、甲殻体に包まれた悪魔は、かつて天聖界を襲った強力なエネルギー、魔肖般若パワーをヤマト爆神に向け放出。

魔肖般若パワーの直撃を受けたヤマト爆神は仮死状態となり、戦線を離脱してしまいます。

この時、頭上の積星の1つがヤマト爆神から飛び立って行きました。

 

魔覇ドラゴットの口内に生み出された甲殻球体は魔動源祖球からのエネルギーを吸収し、1体の悪魔を生み出しました。

「そびえる塔に魔肖がよみがえらん」

 

魔肖般若パワーを操る魔肖ネロが転生しデカネロンとなって誕生しました。

 

デカネロンは魔幻迷宮の天使たちに襲い掛かります。

強敵の登場に加え、魔幻型が始動したことにより、悪魔はさらに増力し、天使を押し込みます。

 

一方で、戦線を離脱したヤマト爆神。

これを見た魔魂プタゴラトンは、ヤマト爆神を捕縛。

魔幻型内の魔餌独房軍(まじシェル)に幽閉されてしまいます。

 

魔魂プタゴラトンは一計を案じます。

この天使ヘッドを悪魔ヘッドにしてしまおうと。

 

魔幻迷宮では、増力した悪魔たちが天使たちに猛威を振います。

 

この次界までの旅の中、聖戦士軍団、最大のピンチが訪れます。

 

ここから考察です。

魔覇ドラゴットについてです。

この魔覇ドラゴットは魔幻型のパーツでもある事から、ワンダーマリア&魔魂プタゴラトンにとっては、ダークヘラの造魔棒から魔覇ドラゴットに必ず変化させる必要がありました。

ワンダーマリアにとって、魔幻型の完成は非常に重要な目的になっており、そのキーパーツとなる魔覇ドラゴット=造魔棒を何故ダークヘラに渡したのか。

ダークヘラが陽動念動を使うために必要だったのかもしれませんが、戦闘中に破壊される可能性だってあります。

破壊されれば、これまで一生懸命、土木工事を進めていた魔幻型は一生完成しない事になってしまいます。

こんな事になったら造魔竜鬼は「俺らの仕事を無駄にすんなよ」と思ってしまいます。

なので、造魔棒は前線に出してはダメなアイテムで、さらにはサッサと魔覇ドラゴットに変化させて、素早く魔幻型と一体化させておいた方が合理的だと感じます。

 

この事から考えると、ワンダーマリア、魔魂プタゴラトンだけでは、造魔棒は魔覇ドラゴットにする事は出来ず、ダークヘラに渡さざるを得ない理由があったと思われます。

ダークヘラと言えば、次動ネブラの女王。

次動ネブラの地に建立され、源租球というネブラのエネルギーを使っている魔幻型の始動は、ネブラ王族のエネルギーを必要としたのかもしれません。

さらにネブラ王族のエネルギーを造魔棒が吸い上げるためには、破壊のエネルギーが必要で、それは敵である天使と戦う事(敵を破壊する事)で生まれるエネルギーであったのではないかと考えます。

そのため、ワンダーマリアは次動ネブラ制圧の際に、女王であるダークヘラを洗脳という形で活かし、対天聖界の先鋒としてぶつけたと考えてみます。

そして、この思惑は、見事に成功し、ヤマト爆神と打ち合う中で、破壊エネルギーとネブラ王族のエネルギーを喰って成長し、造魔棒は魔覇ドラゴットに変化したというのが考察です。

 

 

魔魂プタゴラトンについてです。

ワンダーマリアの腹心であり、天魔界の賢者と呼ばれる文官タイプの悪魔ヘッドです。

次界最深部に侵攻するワンダーマリアは、武をダークヘラ、文および総指揮をプタゴラトンに預けてた印象ですね。

装飾品や髪型などもワンダーマリアに似ています。