ビックリマンのストーリーを悪魔側から考察する試み

ビックリマンのストーリーを悪魔側から考察する試みです。

Vol13 ゴードン神 魔スターP

挨拶

ビックリマンのストーリーを悪魔側から考察する試みVol13です。

前回は、螺エリアでの魔スターPに関するところまでを動画しました。

今回は、○○まで動画にしたいと思います。

考察は、○分からです。

今回は、○について考察しています。

 

戦況

ヘッドロココ達は次界を目指し、次界道最深部へ進んでいきます。

しかし、そこは螺旋状に渦巻く螺エリアに姿を変えていました。

そこには、ゴードン師と呼ばれる強力な古代悪魔とそれを総べる魔スターPが聖戦士軍団を待ち構えていました。

 

聖戦士軍団は、魔スターPとの戦闘に入ります。

魔スターPは戦闘力は凄まじく、ヘッドロココたちは苦戦を強いられます。

 

天使紹介

 

そんな聖戦士軍団の中にコネクション天使と呼ばれる天使たち、防禦天使(ディフェンスてんし)と呼ばれる天使たちがいました。

防禦天使、コネクション天使は、それぞれ天聖界に親族がいました。

神仙子は、皆伝仙人の孫にあたります。

神桃子は、第一次聖魔大戦で活躍した桃太郎天使の弟になります。

そして、神光子は若神子の1人 照光子の双子の兄でした。

また、聖使セラミングは、次界門攻略戦で活躍した橋かける蔵王のいとこでした。

聖使ハーディングは、ヘラクライストに理力をインプットしたカタメ神の姉でした。

聖使ピアングは、お守りのハシ僧の兄でした。

 

天使VS悪魔

 

このコネクション天使が、強敵ゴードン師と対決します。

コネクション天使はその家族の理力を使ってゴードン師たちと相対します。

神仙子は、千里感知アイを使って、寄巧師を抑えます。

神桃子は、折衷聖剣で攻戦魔を撃破します。

神光子は、聖架光を捻じ曲げていた偏光師を倒し、次界への道を正常化します。

 

一方、防禦天使は、ゴードン師とは別の悪魔と遭遇します。

スーパーデビルが螺エリアに放ったマニ魔ル種でした。

防御天使たちは、この悪魔を撃破します。

 

マニ魔ル種

マニ魔ル種は天使を次界へ向かう事を妨害する以外に、スーパーデビルからの特命がありました。

それは。。。。

 

魔スターPの暗殺

 

しかし、それは魔スターPに接近する以前に、防禦天使に敗れて叶う事はありませんでした。

 

魔スターP VS エルサM

残るは魔スターPのみ!というところですが、強力なゴードン師さえ配下に置く、この悪魔ヘッドの戦闘力は、天使の想像を上回り、天使たちを圧倒します。

そこに聖戦士軍団に思わぬ援軍が現れます。

 

野聖エルサM

 

時を少し遡り。。。源層界

聖神ナディアは、ヘブン士たちを統べる天使ヘッド ヘブン神とも言われる野聖エルサMに聖核伝命と言われる指令を出していました。

 

魔スターPを討て

 

その指令を受け、野聖エルサMは螺エリアに現れたのでした。

しかも、野聖エルサMと魔スターPは源層期からのライバルで因縁の相手でした。

野聖エルサMのもつ王足聖棒(キングフットセントスティック)の先端には、魔スターPのかつての姿、スタリオスの右手が備えられていました。

 

野聖エルサMは、聖戦ベールをまとうと変身、野聖化します。

魔スターPは、野聖エルサMになすすべなく、螺エリアから撤退します。

 

こうして、野聖エルサMの助力を得て、聖戦士軍団は、ついに螺エリアを突破する事に成功しました。

 

後は、目指してきた次界すぐそこです。

 

次界へ

 

野聖エルサMは、螺エリアを去る前に、ヤマト神帝に1冊の聖典を託します。

その聖典にはこう書かれていました、

 

日出づるところの剣を持つ者が先頭に立ち、次界へ入るべし

 

日出づるところの剣とは、ヤマト神帝の持つ日出剣を指す事は明らかで、「日出づるところの剣を持つ者」とはすなわちヤマト神帝を指していました。

 

これは何を意味するのか?

 

聖戦士軍団は、いよいよ次界へ突入します!

 

続く

 

考察

 

ここから考察です。

スーパーデビルとマニ魔ル種についてです。

マニ魔ル種は、魔スターPを排除するためにスーパーデビルが送った刺客でした。

強力な悪魔ヘッドである魔スターPはおろか、防禦天使に敗れてしまいました。

 

この動画では、スーパーデビルは非常に優秀な指導者として考察しています。

第一次聖魔大戦に敗れ、指導者始祖ジュラを失った天魔界は滅亡の危機にあったと思います。それを見事に盛り返し、逆に天聖界側に「新天地次界を見つけないといけない」というところまで追い詰めた手腕は、恐るべしです。

 

そんな優秀なスーパーデビルが放った刺客が無能とは思えません。

アサシンは能力が暗殺に特化しており、普通に正面切って戦った場合は、大きな戦闘力を持たないのは通説です。

なので、マニ魔ル種たちも暗殺に特化した悪魔であった事が予想されます。

 

逆に防禦天使も、マニ魔ル種の目的が共通の敵である魔スターPという事を見抜ければ良かったと思います。

ただ、防禦天使としても、そうは言ってられない事情があったかもしれません。

同時期に派遣されたコネクション天使は、ゴードン師を破る武功をあげています。

聖域天使や聖有羽天使たちもそれぞれ悪魔を撃破しています。

防禦天使には、目立った武功が記録されていません。

 

そんな中、遭遇したマニ魔ル種です。

巧を急いてしまったか、正面から遭遇したマニ魔ル種を討ち取ってしまったように思います。

優秀なスーパーデビルが選定したマニ魔ル種なので、防禦天使がマニ魔ル種側の意図を汲み取り、聖魔連携すれば、魔スターPを討てた気がします。

天使が悪魔と組むのを良しとするか、暗殺という手段を良しとするかという問題はあるかもしれませんが。

 

最後にスーパーデビルのブラック戒律についてです。

悪魔を強制的に従わせる強力な理力ですが、暗殺を仕掛けたという事は魔スターPには通じないという事ですよね。