Vol12 ゴーストアリババとの戦い
挨拶
ビックリマンのストーリーを悪魔側から考察する試みVol12です。
前回は、次界門でゴーストアリババに遭遇したところまでを動画しました。
今回は、○○まで動画にしたいと思います。
考察は、○分からです。
今回は、○について考察しています。
戦況
次界門を突破したヘッドロココは次界道に突入しました。
しかし、そこには先回りしたワンダーマリアの軍勢が待ち伏せしていました。
ヘッドロココ達は悪魔に応戦しますが、敵の中に、ゴーストアリババの姿がありました。
それは、かつての仲間、アリババ神帝の変わり果てた姿でした。
本編:ゴーストアリババ
ゴーストアリババはかつてアリババ神帝だった頃より増力しており、悪魔ヘッドとして、天使達の前に立ちはだかったのでした。
超悪魔渦重合により、魔穴に吸い込まれたアリババがなぜ悪魔となってヘッドロココ達の前に現れたのでしょうか?
悲層に落ちたアリババを拾い上げたのは2柱の古代神でした。
(VOL10のシーンを使う)
この2柱の古代神は異星メディアに憐憫の情を抱き、支援しているものたちでした。
なぜ、彼らがアリババを拾い上げたのか?
彼らは拾い上げたアリババに魔洗礼(ませんれい)を施し、強制的にアリババを天使から悪魔に転換させたのでした。
古代神たちは、悪魔と化したアリババを次界道に放置すると、そのまま姿を消したのです。
彼らの狙いは? *動画末に考察したいと思います。
悪魔と化したアリババを最初に見つけたのは、ワンダーマリアでした。
ワンダーマリアは悪魔を想いのままに操る超念魔を持っています。
ワンダーマリアは、この悪魔が無縁ゾーンで消息を経ったアリババだと気づいたのでしょう。
そして、これを天使との戦いに利用する事を思いついたのです。
次界道の時点で、すでに天使に先行していたワンダーマリアは、この悪魔化したアリババを使って、次界道にて天聖界勢力に攻撃を仕掛けたのでした。
本編:他の戦場
現れた悪魔ヘッド ゴーストアリババと対峙したヘッドロココ達でしたが、他の戦場も戦況が動いていました。
まずは聖流天使達です。
橋かける蔵王の無尽蔵聖水を利用して、奇襲に成功しました。
それもあり、ここの戦場は聖流天使達が制しました。
次に聖ウォーマンの戦場です。
ここの相手は強力なデビリン族でしたが、これを聖ウォーマンは退けます。
本編:ゴーストアリババ2
各局面で天使軍が優勢に戦況を進め、いよいよ討つべきはゴーストアリババとなります。
しかし、ヘッドロココ達は苦戦します。
対峙した悪魔ヘッドの戦闘力もさる事ながら、この悪魔ヘッドがかつての中であるアリババ神帝である事に天使達は気づいたのでした。
それはゴーストアリババの影でした。凶悪な悪魔であるゴーストアリババの影は、アリババ神帝のそれだったのです。
さらに悪魔ヘッドの証である頭上のヘクサゴンは、半分しか浮かんでおらず、完全な悪魔になりきれない事を示していました。
襲ってくるゴーストアリババと迎えうつヘッドロココ達。
このままゴーストアリババを討つのか?ヘッドロココは難しい選択を迫られる。
しかし、悪魔になりきれていない事を感じた天使たち達は、なんとか元に戻せないかは画策し始めます。
そんな事はお構いなしに、襲いかかってくるゴーストアリババ。
ここで、天使たちは、ゴーストアリババの「魔耳扇キャッチ」がワンダーマリアの超念魔を受信している事を突き止めます。
天使たちは、この魔耳扇キャッチの破壊に成功、ゴーストアリババの動きを止めます。
が、アリババ神帝には戻らない。
その時でした。はるか上空から謎の光を振り、ゴーストアリババを包みました。
その光はゴーストアリババを姿を消し去り、光が消え去った後には、元のアリババ神帝の姿がありました。
歓喜する天使たち。
これにて次界道での戦いは天使達の勝利に終わりました。
一方、天使に戻ったアリババ神帝でしたが、そのまま戦列に復帰と言う訳にはいきませんでした。悪魔化した際の傷が深く、ヘブンシティで休養をする事になります。
聖梵ミロク
一方、次界道のはるか上空。未層圏
ゴーストアリババをアリババ神帝に戻した光「聖弾流」を降らせた者がいました。
その名を聖梵ミロク。
それは遥か昔にナディアと聖神の座を争ったメディアの側近。
メディアと共に源層界を去った創聖巡師の1人でした。
その創聖巡師は、なぜ、この場にいるのでしょうか?
なぜ、このような事をしたのでしょうか?
それは今は分かりません。
螺エリア
そこに気づく事なく、ヘッドロココ達は、次界道を進みます。
しかし、先の次界道は本来の姿ではなく、螺旋状に渦巻くエリアになっていました、
そこには、いろんな思惑を持った悪魔が存在していました。
螺エリア土着の悪魔
天魔界の悪魔(スーパーデビル直属)
そして、ゴードン師
*それぞれの画像
まず、このエリアに存在する土着の螺エリア悪魔達は、次界への指針である次界針を狂わせていました。
さらには、魔古鬼と呼ばれるスーパーデビルが放った悪魔は、空間を破壊する能力を持ち、入り組んだ魔空間である魔侵口(ましんこう)を作り、さらに次界道を削りとり、天使達の進軍を困難なものにしていきます。
また、ゴードン師の1人である偏光師は放たれた大聖アローが残した聖架光をねじ曲げています。
次界まで後一息と言うところですが、その次界への道と指針を狂わされて、、次界へは辿り着けない状態。
天使達は、螺エリア正常化に動きます。
螺エリアの視線に聖道原族が視察に出ていましたが、魔古鬼に襲われます。
これを聖域天使達が助け、魔古鬼達を撃退します。
螺エリア悪魔の排除に、聖有羽天使(セントホールドフェザーてんし)が動きます。
聖有羽天使は、螺エリア悪魔の撃退に成功します。
このエリアの空間を正常化します。
残るは、聖架光を曲げている偏光師を撃退すれば、次界への道は見えてきます。
偏光師は、次界門で聖刺客神を破った強力な悪魔であるゴードン師の1人でした。
さらに、このエリアには、ゴードン師を総べる悪魔ヘッドが存在していました。
魔スターP
ゴードン神と呼ばれ、6体のゴードン師をまとめる存在でした。
その正体こそ、源層期に聖神により封印された魔スタリオスでした。
かつての魔スタリオスであった魔スターPは、次界へ近づくワンダーマリアに呼応し、このエリアに現れたのでした。
聖戦士軍を迎撃すべく、このエリアを螺旋状に変え、待ち構えています。
また、魔スターPには、目的がありました。自らに拘束している封印をとき、魔スタリオスの姿を取り戻す事。そのために封印を解く力を持つ魔紀元神器を探していました。
さて、封印されたとは言え、源層期に猛威を奮った古代悪魔を破らなければ、次界までの最後の難関がヘッドロココ達に待ち受けてました。
続く。
考察
ここから考察です。
今回は、ワンダーマリア&魔スターPの思惑です。
まず、ワンダーマリアです。
この時、すでに次界に達していたと言われています。
増力して強力な悪魔ヘッドとなった今、指揮官でありつつ、強力な戦力でもあるはずです。
次界道においても、螺エリアについても、指令を出すのみで、自身が前線で戦闘に参加していません。
指揮官とはそう言うものかも知れませんが、天使側もヘッドロココを要しており、この撃退は容易ではないはずです。
次界道では、前回の考察でも触れましたが、待ち伏せ作戦と切り札ゴーストアリババ投入により、その時点で必勝を期していたかもしれません。
確かに、想定外の聖弾流によりゴーストアリババが敗れてしまいましたが、ワンダーマリアが戦列に加わっていれば、かつ確率は上がったのではないかと思います。
螺エリアについても、同様です。魔スターPと共闘されたら、相当に強力だと感じます。
考察します。
ワンダーマリアが次界に出撃した目的、天魔界側における次界創造。つまり、天聖界勢力との戦闘は、直接的な目的に入ってなかったと思われます。
この動画では、悪混鬼を放ったのはスーパーデビルですし、螺エリアにおいてもスーパーデビル自身が悪魔を派遣しています。
スーパーデビルとしては、聖戦士軍団追撃は自身のミッションとし、ワンダーマリアは次界創造のミッションを与えたと考えます。
そのため、ワンダーマリアは直接的な戦闘に参加せず、まずは自身のミッションを遂行していたと考察します。
次界道では思わぬ切り札、ゴーストアリババが手に入ったため、余剰戦力で待ち伏せ作戦を決行したと思われます。
また、螺エリアでは、ゴードン神魔スターPの方が格上の存在。そのため魔スターPが援軍を求めなかった事が想像されます。
また、魔スターPがワンダーマリアと共闘した思惑ですが、これは普通に魔紀元神器の捜索協力だと思われます。
天使達が所有していることも仄めかし、戦闘力に自身のある魔スターPは、螺エリアでの聖戦士軍団を迎え撃つ事にしたと思われます。
天使達が所有していると言うのはあながち嘘ではなかったんですが。。。
1つ気になるのは聖刺客神を打ち破ったゴードン師は、なぜ、彼らだけ、先行して攻撃を仕掛けたのでしょうか?
これは螺エリアでの本格的な戦闘前に聖戦士軍団の力を調査に行ったというところでしょうか。
次回は魔スターPです。