ビックリマンのストーリーを悪魔側から考察する試み

ビックリマンのストーリーを悪魔側から考察する試みです。

ビックリマンのストーリーの悪魔側の動きを考察しています。

Filmoraでの動画作成として、ビックリマンのストーリーの悪魔側の考察動画を作っています。

シナリオをテキストで書いて、動画にしていましたが、こちらで編集してあげていこうと多います。

 

プレイリスト

https://youtu.be/oO_oOGnsHPY?list=PLqcCl5zDScJRoxgNLzUxpFd_MjWJODEz2

開戦 無次元!

 

智道を制した天聖界は、天魔界と停戦し、聖魔連合を組んで無次元へと進軍を開始します。

無次元で待ち構える敵は異聖メディア率いる曼聖羅の創聖巡師たち。

 

しかし、天魔界の暗黒魔鬼軍は戦線を放棄し単独で撤退、リバースエンパイアに引きこもってしまいます。

 

聖戦士軍団は単独で、創聖巡師との戦いに挑む事になりました。

創聖巡師は、巨大な力を持つ超ヘッドであり、それぞれの天使がヘッドにまで成長した神帝隊を持ってしても勝負にはならないと思われました。

 

巨大な体躯と圧倒的なパワーを持つ創聖巡師に対して、不利な点とも言える身体のサイズの違いを活かした戦いを挑みます。

 

神帝隊は、俊敏な動きを見せ、創聖巡師たちを翻弄するように戦いいます。

 

つまり、

当たらなければ、どうと言うことはない。

と言うことです。

 

創聖巡師はその巨体さ故に、高い機動力を見せる神帝達にうまく攻撃を定める事ができずに、その圧倒的なパワーを活かせない状況でした。

 

しかし、この状態のままでは戦局は動きません。

これを打破し得る可能性のあるヘッドロココの復活には、積星を第三エリア無次元へ運必要があります。

しかし、その無次元への侵入には絶対壁が立ちはだかります。

 

このままでは有利なのは創聖巡師たちです。

いつか神帝たちの動きも鈍り、そこに創聖巡師の圧倒的な一撃をもらえば、そこで終わりです。

 

この状況を打破するヒントは、智道で得た源片禄(ルーツ・パーツ・メモリ)の1つにありました。

 

離層を打破する総郡理動に大聖波が起こり生!!(ライブ0

 

神帝隊が創聖巡師と戦っている間、聖戦士軍団は理力を結集していました。

そして、そこにヘッド化した6神帝の理力を合わせ、大聖波と呼ばれる大きな波として、絶対壁に放ちました。

 

この波は、2人の創聖巡師、怪奇インカと怪奇ミロクが作った絶対壁を飲み込み、消し去ったのです。

 

これにより、無次元への道をこじ開け、積星は無次元へ運ばれたのです。

天使たちの待ち侘びた瞬間が訪れました。

 

曼聖羅の動向をいち早く察知し、行動を起こしていた2人の女神が接触します。

さらに2人は積星に聖触を開始します。

聖神ナディアの持つ創爛漫棒(そうらんまんスティック)と愛然かぐやの真田守帯がクロスさせ、重聖架となります。

輝く聖星(セイントスター)として、光を増した積星を、重聖架からの光が包み込みます。

 

聖神ナディア、愛然かぐや 2人の女神のパワーが積星に注がれ、その中からアンドロココが誕生しました。

 

指揮上がる天使たち。

戦力的にもアリババ神帝こそ欠けたものの、神帝隊は天聖界を飛び出した時から大きなパワーアップをなしています。

 

絶対壁が無くなり、無次元を見渡すと、天使たちは築き上げられる第二曼聖羅をみます。

聖梵インダストにより曼枢系はすでに無次元の地に根を張り、ハチス形態と呼ばれる中心部の周辺には蓮の花びらような壁が築かれていました。

第二曼聖羅が完成した時、この花びらが開くとされています。

 

曼聖羅側としては、絶対壁を破られ、将来の第二曼聖羅となる無次元への侵入をも許してしまいました。

そこで、創聖巡師たちも作成を変更します。

こちらも奥の手をも使って、総力をあげて天使の撃退にかかります。

 

創聖分霊幻身(そうせいぶんれいげんみ)

 

あまりのサイズの違いにより、天使たちに攻撃を定める事ができなかった創聖巡師たちは、体のサイズを天使たちと同様までに縮小。

的確に狙いをつける作戦に出ます。

パワーや質量を落とさないまま、サイズを縮小したのであれば、この密度で繰り出される攻撃は凄まじい事になります。

 

さらに、各創聖巡師たちの特徴を備えた天使たちが、出現したのでした。

怪奇ミロクからは、

離断鬼神

時番主(タイムキッパマン)

怪奇ムガルからは、

ほどほど観音

デクノ王

怪奇インカからは、

ジュピター坊

日像殿

フラダンクィーン

さらに、聖梵インダストから

大鐘神

が出現します。

 

これは、創聖巡師の因子をコピーして生み出された天使たちでした。

離断鬼神の顎には、聖梵ミロクのシャードーバードがあります。

その目は聖梵ミロクの目をしています。

時番主の顔には、怪奇ミロクのジャ梵蛇冠(ジャボンジャコロネット)の影があります。

また、その左目の横にはミロクの目があります。

ほどほど観音の顔は、仮面のような顔の下に聖梵ムガルの顔が見えます。

デクノ王の頭には、怪奇ムガルのジャ梵冠(ジャボンコロネット)があり、その顎には、創奇袋(そうきたい)があります。

ジュピター坊は、怪奇インカの顔をした杖を持っています。

さらに、あごヒゲには、聖梵インカの顔が浮かんでいます。

日像殿には、怪奇インカの顔が現れています。

フラダンクィーンの顔には、ほどほど観音と同様に仮面のような顔の下に、聖梵インカの顔が見えます。また、その左手には、聖梵インカの羅配扇(らはいせん)が握られています。

大鐘神には、聖梵インダストの眼が伸びています。

また、右手には、聖梵インダストの杖が握られています。

 

曼聖羅の戦力はこれだけではありません。

曼聖羅の若神子とも言えるエリート天使たちも参戦します。

創聖童鬼と呼ばれる天使たちでした。

 

聖羅両軍戦う戦場に聖羅嵐が荒れ狂う中、曼聖羅の軍師とも言えること波涛明王が現れます。

さらには、曼聖羅の悪魔やお守りもこの戦いに参戦します。

絶対壁が破られた曼聖羅側は、総力を集め、聖戦士軍団に戦いを挑みます。

 

ただ、この曼聖羅の悪魔の中に、1体の悪魔が紛れていました。

 

スーパーノロ

 

その口の中にはあの悪魔の目が輝いています。

ワンダーマリア

 

ここで少しワンダーマリア側から状況を見直します。

まず、ワンダーマリアは天聖界に先駆けて次界に侵攻していました。

第一エリア、第二エリアを支配下に置き、さらに次界最新部に向けて侵攻を続けていました。

そんな時、天聖界による次界への侵攻が始まり、次界第一エリア、第二エリアのワンダーマリア配下の暗黒魔鬼軍と聖戦士軍団が戦っている最中に、創聖巡師たちが到着。

次界の第三エリアの占領を開始します。

 

次界を支配したいワンダーマリアにとって、この曼聖羅の侵攻は大いなる脅威です。

前回の動画の考察で、魔統ゴモランジェロをリバースエンパイアへ撤退させたのは、戦力ダウンを避けるためのワンダーマリアの指示と考察しました。

 

ただ、撤退させたのは良いですが、それだと曼聖羅側の情報収集が難しくなります。

そこで、ワンダーマリアは自身のプロト般若リングを悪魔に偽装させて戦場に送り込む事で情報収集をしたのでした。

 

また、そんな彼女と合流しようとする悪魔の姿がありました。

 

デカネロン

 

しかし、第一エリア次動ネブラを撤退した頃には、第三エリアの創聖巡師がすでに進軍し、絶対壁を築いていました。

デカネロンは、突然変異翼(ミューテーションウィング)を魔動させ、これを飛び越えて、ワンダーマリアを目指していました。

 

さて、話は無次元の戦闘に戻ります。

総力を結集した曼聖羅軍は非常に手強く、その中でもやはり創聖巡師たちの力は圧倒的です。

そこで、神帝隊はこの創聖巡師たちを抑える作戦に出ます。

その戦いのヒントは、やはり源片録にありました。

 

異な聖神の下に集う隠子対は一六角星包囲型(いつヘクサゴンスターサラウンドモデル)

 

ヤマト爆神を筆頭とした6神帝は、怪奇ミロクを中心に六芒星の形に陣形を整えます。

この攻撃によって、完全に怪奇ミロクを封じ込めます。

 

しかし、創聖巡師はまだ2人います。

2人の女神からのパワーを受けたアンドロココは流石に強く、創聖巡師たちと打ち合います。

しかし、アンドロココ1人に対し、残る創聖巡師は2人。

これを支えたのは、なんと天地球からの援軍ソルジャンキーでした。

戦闘に不向きと言われるお守りでありながら、超強力な創聖巡師と戦います。

天地球で愛然かぐやの元で育ち、天使たちをパワーアップさせたジェラ珍抗体からパワーを得ていたソルジェンキーは、この厳しい戦場で抜群の活躍を見せます。

 

しかし、創聖童鬼たちも健在で、軍師波涛明王が指揮する曼聖羅軍はまだまだ強力で、天使たちの突破を許しません。

 

彼らには戦う理由があります。

すでに曼聖羅は滅亡寸前でした。

 

時番主がそのタイムリミットを刻んでおり、帯衝刻がそれを知らせる鐘を鳴らし続けていました。

ただ、そんな中でも、曼聖羅のお守りは何故かこの戦いに消極的でした。

 

 

一方、前線の味方の活躍に守られ、聖梵インダストによる第二曼聖羅は造作は着実に進んでいきました。

そして、ついに曼聖羅側の念願はかないます。

第二曼聖羅は完成、蓮の花びらような壁が開かれていきます。

 

聖戦士軍団に動揺が走ります。しかし、さらなる衝撃を聖戦士軍団は受けてしまいます。

第二曼聖羅の完成を受け、曼聖羅の女神 異星メディアが無次元上空に降臨したのでした。

 

完全に絶望的な状況です。

が、アンドロココの目は決して諦めてはいませんでした。

 

To be Continued

ここから考察です。

 

聖戦士軍団(天聖界)と曼聖羅との戦いが始まった訳ですが、この戦いを曼聖羅側から見てみましょう。

 

曼聖羅には戦う理由が2つあると思うんですよね。

1. 曼聖羅の滅亡

2. 聖神ナディアへの感情

 

1の曼聖羅の滅亡は、曼聖羅最大の課題であり、これを解決するには、とにかく新しい土地に移住するしかありません。

2の聖神ナディアへの感情については、VOL.1の動画で触れましたが、源層会を追われた事を恨みを晴らす時が来たという事でしょうか。

 

しかし、曼聖羅の新しい移住先は、VOL●で動画にしましたが、曼作弓によってその場所は決められました。

つまり、曼作弓を放った時点では、聖神ナディアへの復讐心は存在せず、純粋に移住先を探したと思われます。

その結果が、聖神ナディアの作った世界だった異聖メディアの心情はどうだったでしょうか?

 

聖神ナディアの恨みを晴らすのが目的であれば、侵攻は次界が滅びるタイミングでなくても良いのかなと感じます。

曼聖羅を築き、潤源暦を迎えるまでは、曼聖羅で穏やかに暮らしていて、さらに次の移住先の選定も曼作弓に行わせている事を考えると、曼聖羅はここまで聖神ナディアの世界への侵攻など考えていなかったようにも見えます。

 

曼作弓は、次界に到達したもの以外にも放たれていて、次界を見つけるより先に、他のエリアに放たれた曼作弓が移住先を見つけていたらどうでしょうか?

 

曼聖羅は聖神ナディアの世界に侵攻したでしょうか?

 

侵攻のために国力増強を行なっていて、先に曼聖羅が滅びの時を迎えてしまったのであれば、満を持して侵攻を開始したかもしれません。

 

逆に、この動画では、

穏やかに暮らしていた異聖メディアは、曼作弓が聖神ナディアの治める次界を選定してしまっために、その胸の奥底で眠っていた暗い復讐心を燃え上がらせてしまったのではないかと考察します。

 

聖神ナディアが、この時点での異聖メディアの次界侵攻をどう見ていたかは、また別途、考察を上げたいと思っています。

想定外の早い侵攻で、急いでロココを復活させなくてわっと焦った対応だったのではないかと感じています。

これはまた後日。

 

次回は、無次元での戦い決着。

決着 智道の戦い!

 

前回は、5つの魔孔で悪魔と戦闘を開始したところまでを動画にしました。

今回は、智道の戦いの決着までを動画にしたいと思います。

考察は、〇〇分からです。

 

智道に進軍した5つの魔孔で、天使と悪魔との戦いが始まりました。

愛然かぐやからの派遣されたソルジャンキーが天使達を援護。

その身に纏うジェラ珍抗体を脱ぎ捨てたのでした。

 

この脱ぎ捨てたジェラ珍抗体が各魔孔での戦いの趨勢を決定付けます。

ジェラ珍抗体の役割は、脱ぎ捨てた後こそが真の役割だったのです。

 

なんとこのジェラ珍抗体は、積星から変化を遂げたスピルーツと融合を始めたのです。

融合したスピルーツは、それぞれ無防備聖体となっていた神帝を包み込みます。

さらに手に持つ聖枝がその体を覆い、神帝の体は完理姿形態化され、5神帝はそれぞれ天使ヘッドとしてパワーアップを遂げたのでした。

 

この時、神帝達は、魔孔内でメッセージを受け取ります。

そのメッセージは、源片録(ルーツ・パーツ・メモリ)と呼ばれるスピルーツに宿っていた5神帝達の師匠である老天使の石像からのものでした。

 

<それぞれのルーツ・パーツ・メモリー>

 

そして、1つの大きな命を授かります。

「新たな理球を生み出すのじゃ」

 

こうしてパワーアップした神帝は、それぞれの魔孔で悪魔を圧倒します。

 

また、もう1つ智道の聖域化のために重要な出来事がこの時に起きていました。

ソルジャンキー達がジェラ珍抗体が脱ぎ捨てた際に、ソルジャンキーに引っ付いていたであろう「天地球からの植物の種」がこの場に落ちたのです。

それを同源士たちを拾い、手にしていました。

 

形勢は完全に聖戦士軍団に傾き、魔統ゴモランジェロも5人もの天使ヘッドを前に、成す術がありません。

こうして智道に布陣していた悪魔を退けます。しかし智道は植物も育たない気候の厳しい荒野。ここに居住するのは可能とは思えませんでした。

これを聖域化したのは、同源士が拾っていた繁殖力の強い天地球からの植物でした。

これらの植物を植樹をすると、それらはどんどん繁殖すると、合わせて5人亭の聖枝の実が成り始め、智道は聖域化されたのでした。

 

こうして天聖界は、第一エリアの次動ネブラに続き、第二エリアの智道もその勢力圏にすることに成功したのでした。

さらには、分裂していた積星も再度1つに戻り、約束の地、次界第三エリアに、積星を運ぶことで、とあるヘッドの復活が見えてきます。

 

しかし、聖戦士軍団は、喜びの声は小さく、今後を心配する空気に覆われていました

源片録が、新たな脅威を聖戦士軍団に伝えていたのでした。

 

異な聖神の下に集う隠子対は一六角星包囲型

 

異な聖神、天使たちが崇める聖神ナディアとは異なる聖神の率いる軍勢と相対する事を教えていたのです。

これと合わせて天聖界のシャーマンカーンも聖典を解読し、この事を把握したのでした。

 

予想だにしなかった異聖神との軍勢と決戦となる事を知り、天聖界ではその対応の協議し、1つの結論に至ります。

 

悪魔と休戦し、異聖神の軍勢と戦う。

聖神と同等の力を持つと想像される異聖神の力は、計り知れず、聖魔争う中、異聖神の攻撃を受ければ、聖魔壊滅ともなりかねません。

 

聖戦士軍団は、悪魔との交渉に入ります。

 

一方、天悪界においても異聖神の軍勢が迫っているとの情報を掴んでいました。

天魔界としても、天聖界と同じ考えに至ったか交渉は成立。

天魔界側は休戦を受け入れ、ここに聖魔連合が誕生しました。

 

まずは、ヘッド化した5神帝と魔統ゴモランジェロが聖魔軍団を率い

聖神の軍勢の超ヘッド創聖巡師の待つ

次界第3エリア 無次元(フリーディメンション)を目指します。

 

さらには、次動ネブラからヤマト爆神がシャーマン・カーンの要請を受け、無次元に駆けつけます。

一時的に天魔界との休戦がなったため、次動ネブラの守備を離れる事ができたのと、異聖神と言う強大な敵と相対するため、戦力を集中させたのでした。

 

一方、その無次元。

先行した3人の創聖巡師に加え、新たなる4番目の創世巡師が到着していました。

 

聖梵インダスト。

 

この聖梵インダストは、小さな動子の集合体です。

この動子が非常に大きな数(超無限動数)で、無次元に到着したのでした。

この聖梵インダストは、この聖梵インダストだけの特殊の能力があり、第2曼聖羅創造の要というべき存在でした。

聖梵インダストは、曼聖羅の根源である曼枢系(まんすうけい)を抱いており、それを無次元に移植する事で、第2曼聖羅が創造されるのでした。

単純な敵対勢力の排除によるエリア制圧だけでなく、その土地の髄まで曼聖羅に適用させてしまうという事ですね。

 

到着した聖梵インダストは、曼枢系の移植に取り掛かります。

合わせて、怪奇ミロク、怪奇ムガル、怪奇インカの3人をパワーアップさせるのでした。

怪奇ミロク、怪奇ムガル、怪奇インカの3人の武器、それぞれ羅棍棒、像剣、ギャンダ曼剣には、それぞれ羅剣穴(ラソードボール)と言われる穴が空いています。

この穴を聖梵インダストの動子が塞ぐ事で、これらの武器は本来の力を取り戻すのでした。

 

されに、その曼枢系移植を安全に遂行できるように、怪奇インカと怪奇ミロクの2人は、無次元への侵入を阻む壁、絶対壁を築きあげます。

この壁は拡大し、超壁層と呼ばれるよる巨大なものとなり、無次元をすっぽり包み込みました。

 

創聖巡師たちは、絶対壁より出撃、迫り来る聖魔連合を迎え打ちます。

 

一方の聖魔連合は、相対する創聖巡師たちを見てか、魔統ゴモランジェロと配下の暗黒魔鬼軍は戦線を離脱。

智道の巨魔孔に戻り、地下帝国であるリバースエンパイアに逃げ込むと、その出入り口である孔口(クレータードア)を閉鎖してしまいました。

 

聖魔連合は一瞬で崩壊し、異聖神の軍勢とは、天聖界単独で戦う事になります。

ただでさえ圧倒的な力を持つ創聖巡師と戦うためにもヘッドロココの復活を急ぎたいところですが、第3エリア無次元の前には強固な絶対壁。

絶望的な状況の中、戦いは始まります。

 

To be Continued

 

ここから考察です。

まずは、前回の動画の最後に少し触れた次動ネブラでの戦いと智道での戦いの比較についてです。

次動ネブラでの暗黒魔鬼軍は、敗れたりとは言え、聖戦士軍団をあわや全滅か?と思わされる程、追い詰めていたと思います。

次動ネブラを取り仕切る魔魂プタゴラトンが魔幻型を築き、直接的な戦闘以前に、地の理を生かしつつ、敵の弱体化も狙う作戦を実行。

さらにはデカネロンと言う切り札もあり、まさに必殺の構えがあった感じ、これを聖戦士軍団は良く乗り切ったと言う印象があり。

 

一方で、智道。

主力である神帝が5つに分かれて進軍してきた事に対し、何の工夫も無く、強いて良く言えば正々堂々、同じように軍を5つに分けて戦闘をしています。

 

軍勢同士でぶつかる時は、いかに数的有利な局面を作り出し、敵を格個撃破ことが重要です。

しかし、魔統ゴモランジェロは、わざわざ戦力を分散させてきた敵に対して、同じように戦力を分散させてぶつかってしまいました。

 

クレーター内での戦闘なので、1つの孔に大軍は布陣できなかった事はあると思いますが、それでもあまりに朴訥。。。

孔口は閉鎖もできるのだから、1箇所に戦力を集中させて他の入り口は閉じ、大群で1人づつ神帝を殲滅していく作戦を考えるべきではなかったのかと考えます。

 

天使側も、5つに分割された積星の早期回収任務があったとは言え、敵地に入っているのに、いきなり主力を5つに分散するのは、ちょっと不用意に感じます。

とは言え、天使の場合は、それぞれの巨孔に、遥か魔紀元前の頃、表層界から落ちてきた源片(ルーツ・パーツ)があり、それに誘導されたという話もあるので、まぁ、仕方ないのかもしれません。

 

そのチャンスを活かせなかった魔統ゴモランジェロは脳筋なのか。。。

ひょっとしたら、武人タイプと言うやつで、戦いに策を弄するのは好まず、能力で圧倒する事こそが戦い!みたいに思っていたのかもしれません。

 

智道の天魔界の敗因としては、天地球からの増援、それによる神帝のヘッド化が最大要因ではありますが、魔統ゴモランジェロの戦略立案能力も大きかったのではと思います。

 

次の考察です。

聖魔連合を組んだ天聖界と天魔界ですが、魔統ゴモランジェロが率いた天魔界勢力は単独で撤退してしまいました。

これは誰の指示なのか?

魔統ゴモランジェロ自身が、「こんな強大な敵と戦ってられっか」と逃亡した事も考えられなくはないですが、上司から指示があったと思われます。

 

第16回の動画の考察で、天魔界から見た曼聖羅と言う考察をしました。

そこでも触れましたが、スーパーデビルとしては、目障りなワンダーマリアごとも含めて、天使たちと曼聖羅との相打ちを望むのではと考えます。

とすると、天聖界からの聖魔連合の交渉をおそらく直接受けたスーパーデビルは、承諾し、「共倒れになってね〜」の想いを隠して、次界のワンダーマリアへ聖魔連合の指示したと想像します。

 

一方、ワンダーマリアは、共倒れになる訳にはいきません。

しかも、魔統ゴモランジェロは自身の部下であり、まだ勝算が見えない異聖神との戦いに駆り出したくはない。

そこで、ワンダーマリが魔統ゴモランジェロに聖魔連合破棄の指示をし、リバースエンパイアへの撤退を命令したのではと考察します。

 

その事を知ったスーパーデビルのワンダーマリア失脚のため次の一手が、あの悪魔の派遣だったのではないでしょうか。また、この辺りの裏の背景は、次の動画で妄想・考察してみようかと思います。

(仮)智道への進軍

次界第一エリアである次動ネブラを制した聖戦士軍団は、ヘッドロココの魂とも言える積星を追って、第二エリアである智道へ進軍します。

ヤマト爆神を次動ネブラに残し、5神帝を中心として再結成された聖戦士軍団ですが、智道進軍に際し、頼もしい援軍が到着します。

新たに軍団のリーダーに抜擢された5神帝を盛り立てるためか、5神帝と同郷の天使たちである増力帝徒(パワーアップていと)と呼ばれる天使たちでした。

 

神帝男ジャックの故郷である聖遊源から同源士吉福。

同源士吉福は、吉福神がパワーアップした姿です。

牛若神帝の故郷である聖霊源から桃太郎同源士。

桃太郎同源士は、桃太郎天使がパワーアップした姿です。

また、螺エリアでゴードン師 好戦魔を打ち破った神桃士の兄にあたります。

神帝ピーターの故郷である聖幻源から同源士男キホーテと同源士アラー5斗。

同源士男キホーテは男キホーテ王がパワーアップした姿です。

同源士アラー5斗はアラー神斗がパワーアップした姿です。

神帝フッドの故郷である聖豊源から同源士レッド頭巾。

同源士レッド頭巾はレッド頭巾王がパワーアップした姿です。

一本釣神帝の故郷である聖界源から縁縄同源士と同源士無煙。

縁縄同源士は縁縄如天がパワーアップした姿です。

また、ヘラクライストに理力を注入した静女天とは姉妹になります。

同源士無煙は無煙仏がパワーアップした姿です。

 

一方、智道は、激しい気流が流れ込む気候の厳しいエリアでした。

厳しい気候にエリア内は荒廃しており、そこに5つの超巨大なクレーターが存在しています。

 

先に智道へたどり着いた積星は、ここで5つに分裂。

5つのクレーターにそれぞれのカケラは向かっていきます。

その中で、この5つのカケラは、それぞれがスピルーツと呼ばれる生体に変化をしていったのでした。

 

積星を追う5神帝も、5つのクレーターの探索に向かいます。

この5つのクレーターは、神帝たちの故郷を関する名前がそれぞれついていました。

5神帝たちは、増力帝徒を伴い、それぞれの故郷の名前を冠するクレーターに侵入していきます。

 

しかし、このクレーターは、次界に先行していた悪魔がすでに占拠。

それ故か、このクレーターも魔孔(デビルクレーター)と呼ばれていました。

 

第二エリアを統治していたのは、ワンダーマリア配下の魔統ゴモランジェロでした。

魔統ゴモランジェロは、そのモグラのような姿と爪を存分に活かして、智道の地下を掘り進め、地下帝国であるリバースエンパイアを築いていました。

 

魔孔への神帝隊および未知なる敵の接近を察知した魔統ゴモランジェロは、配下の悪魔たちに命令します。

 

牛若神帝は、魔霊孔へ積星の探索に向かいます。

魔霊孔へ飛んでいった積星は、スピルーツ「自安(じゃん)」に変化しており、牛若神帝はスピルーツ「じゃん」を手にします。

そこで牛若神帝は、聖霊牛若に変化を遂げます。

 

一方、神帝男ジャックは、魔遊孔へ積星の探索に向かいます。

魔遊孔へ飛んで行った積星は、スピルーツ「ギャル」に変化、神帝男ジャックはスピルーツ「ギャル」を手にします。

神帝男ジャックは、聖遊男ジャックに変化を遂げます。

この姿は、神帝男ジャックの際に装備していた武装が解除されており、無防備聖体と呼ばれます。

 

神帝ピーターは、魔幻孔へ積星の探索に向かいます。

魔幻孔へ落ちた積星は、スピルーツ「ウニフ」に変化しており、神帝ピーターはスピルーツ「ウニフ」を手にします。

そこで神帝ピーターは、聖幻ピーターに変化を遂げます。

 

神帝フッドは、魔豊孔へ積星の探索に向かいます。

魔豊孔へ落ちた積星は、スピルーツ「ウビット」に変化しており、神帝フッドはスピルーツ「ウビット」を手にします。

そこで神帝フッドは、聖豊フッドに変化を遂げます。

 

一本釣神帝は、魔界孔へ積星の探索に向かいます。

魔界孔へ落ちた積星は、スピルーツ「ギョンボウ2」に変化しており、一本釣神帝はスピルーツ「ギョンボウ2」を手にします。

そこで一本釣神帝は、聖界一本釣に変化を遂げます。

 

それぞれ無防備聖体に変身を遂げた神帝たちですが、彼らはそれぞれ聖枝(せいし)と言われる枝を手にしていました。

この聖枝(せいし)は、この天使による智道の制圧に大きな役割を持っているのでした。

 

しかし、悪魔側も黙っていません。

それぞれの巨孔に侵入してきた天使を迎撃します。

 

まずは、魔霊孔です。

2体の悪魔 悪SA脳と悪U脳が聖霊牛若を迎え撃ちます。

悪SA脳と悪U脳はぞれぞれ、魔(デビル)テマテックス波、魔(デビル)トーン波を発して、天使を攻撃します。

しかし、この攻撃は聖霊牛若には届きませんでした。

聖戦士軍団に新たなる援軍が到着していたのです。

 

それは愛然かぐやの命の元、聖戦士軍団の救援に来ていたソルジャンキーでした。

ソルジャンキーたちも神帝隊と同様に5隊に分かれて、それぞれの巨孔に突入していたのです。

 

魔霊孔には、霊子シナプソンと霊子ノーハリュウが援軍に来ていたのでした。

魔(デビル)テマテックス波、魔(デビル)トーン波は、霊子シナプソンと霊子ノーハリュウを直撃します。

しかし、ソルジャンキーを包んでいるジェラ珍抗体がソルジャンキーを守り、その威力を分散します。ジェラ珍抗体はその役目を終え、消失します。

この時、ジェラ珍抗体から1つの植物の種が落ちてきたのでした。

 

 

一方、聖遊孔です。

聖遊男ジャックに悪魔が襲いかかります。

魔才虎からのエネルギーを受けた聖遊男ジャックは撃墜され、魔遊孔に落下していきます。

また、孔の底には、鬼技亀が待ち構えており、魔幻相トリックで天使たちを惑わします。

そんな状況下の中で、男ジャックは、故郷にいた頃の幻を見るのでした。

あわや、底に衝突かというところで、同源士吉福が聖遊男ジャックを受け止め、さらに魔幻相トリックからも解き放ちます。

 

さらに追撃してくる魔才虎と鬼技亀ですが、この攻撃を受け止めたのは、やはりソルジャンキーたちでした。

遊子ルネザンスと遊子ガリオレイのジェラ珍抗体が2人悪魔のパワーを分散・吸収。

そしてジェラ珍抗体は消滅します。

 

次に、魔幻孔に挑むのは聖幻ピーターです。

魔幻孔には、魔恵鬼体である愚ライダ鬼、魔タン鬼、ロケッ鬼が潜んでいました。

 

魔恵鬼体は、次魔児と呼ばれる小鬼にコントロールされています。

この次魔児は、無縁ゾーンで天使たちと共に魔怪と戦った快鬼団と同族の鬼たちでした。

快鬼団は、愛然かぐやの元、お守りとして成長しましたが、本来の次魔児としては悪魔側の存在なのでしょう。

 

しかし、この3人の悪魔は、先にクレータに侵入したものと戦闘をすでに開始していました。

悪魔たちと戦っていたのは、ソルジャンキーである幻子ムッフウ、幻子ジャリケン、幻子クーホウの3人でした。

これらのソルジャンキーも悪魔の攻撃をジェラ珍抗体で受け流し、ジェラ珍抗体は消失を始めました。

 

魔豊孔に挑むのは聖豊ピーターです。

魔豊孔に侵入した聖豊ピーターですが、侵入を察知したヘリ魔は、裏を書いて上空に周り、上から攻撃を仕掛けます。

下には、魔G封が待ち構えており、連携をとれた攻撃を見せます。

このヘリ魔と魔G封も魔恵鬼体で本体は次魔児ですね。

そこの救援にきたソルジャンキーは、豊子ランリュウと豊子ムジューゲンでした。

 

ヘリ魔の攻撃をジェラ珍抗体で受け流した豊子ランリュウと豊子ムジューゲンはジェラ珍抗体を消失させます。

が、豊子ムジューゲンは、魔G封からのG圧を受け、バランスが取れずにクレーターの底に落下。さらに魔G封が豊子ムジューゲンを踏み潰そうと狙います。

しかし、ここは豊子ムジューゲンが攻撃を躱し、体制を整え、ジェラ珍抗体を消失させる事ができました。

 

最後に、魔界孔です。

魔界孔の底は魔水で満たされており、ババン族と呼ばれる悪魔たちが聖界一本釣を待ち構えていました。

魔水に飛び込んだ聖界一本釣は、男ジャックと同じように故郷にいた頃の幻を見るのでした。

悪魔との戦闘開始と言うところですが、魔水にはソルジャンキーたちもすでに応援に来ていました。

他の巨孔と同様にジェラ珍抗体を離脱していました。

 

各巨孔でジェラ珍抗体を脱したソルジャンキーですが、これは彼らのパワーアップする準備を意味していました。

 

各孔で天使とお守りと悪魔の激闘が始まります。

 

 

考察:

魔統ゴモランジェロについてです。

第一エリアを任されていた魔魂プタゴラトンは軍師と言う感じで、ワンダーマリアとの距離感もかなり近い印象を持ちました。

第二エリアを任された魔統ゴモランジェロは、魔魂プタゴラトンとはかなりイメージが違います。

どちらかと言えば、脳筋タイプでしょうか。

 

優れたリーダーの資質としては、どんなタイプの部下の能力も引き出す事もあリます。なので、ワンダーマリアも様々なタイプの部下を扱って、その能力を活用していたのだと思いますが、エリアを統率するのは、力だけでなく、知恵も必要とします。

 

果たして、脳筋タイプっぽい魔統ゴモランジェロは適任だったのか?

 

これには2つの目的があった事による魔統ゴモランジェロへの業務アサインだったと考察します。

まずは、智道の厳しい環境です。

智道は気流が激しく、地表には植物も育たない厳しい環境です。

ここを開拓するには、この厳しい環境にビクともしない強靭な肉体が必要に思われます。魔統ゴモランジェロは、これに適していたと想像します。

また2つ目がリバースエンパイアの建設です。

地上物の建設であれば、造魔竜鬼を持ってくる手があると感じますが、地下帝国の建設なので、造魔竜鬼の建築ノウハウが活かせないのかもしれません。

そこで、モグラのような容姿と爪を持つ魔統ゴモランジェロが抜擢されたと感じました。

 

ただ、次動ネブラでは、魔魂プタゴラトンが、部下であるダークヘラを通じて、その配下の造竜魔鬼が建築作業を行いました。

一方、智道では魔統ゴモランジェロが建築作業自体を行った印象もあります。

魔統ゴモランジェロの「地下における建築作業のノウハウ」が唯一無二だったため、部下に業務をアサインできず、プレイングマネージャーとなっていたのかもしれませんね。

(仮)創聖巡師 襲来

アクセスありがとうございます!

ビックリマンのストーリーを悪魔側から考察する試みVol17です。

 

前回は、ネブラウォーズ終結までを動画にしました。

今回は、それを並行して起った未層圏の出来事です。。

考察は、◎分〇〇秒からです。

短めの動画となります。

 

それでは、よろしくお願いします。

 

前回から少し時間は遡り、次回の入り口に聖戦士軍団が到着したころ。

次界に向かって、謎の超ヘッド「怪奇ムガル」が飛翔してきていました。

 

その向かった先に待っているヘッドは、聖弾流(せいだんりゅう)でアリババ神帝を救った聖梵ミロク。

その後も次界のはるか上空、未層圏で、聖魔の動きを静かに見つめていました。

 

ネブラウォーズが始まろうとしていた頃、巨大な翼で怪奇ムガルは未層圏に到達し、聖梵ミロクと合流を果たします。

聖梵ミロクと合流した怪奇ムガルは、巨大な翼を止めると、その手に持つ羅鐘を鳴らす事で、自身を覆う聖被膜を消し去ったのでした。

この姿では、聖梵ムガルと呼ばれます。

 

聖梵ムガルは、手に持つ羅味線を奏でます。

羅味線が発する羅音の調は、遥か彼方へ未層にまで伝搬していきました。

 

2人は、大きな動きを見せる事もなく、激しくなる聖魔の戦いを見つめていました。

そこに、羅音の調に導かれて、さらなる超ヘッドが次界のはるか上空、未層圏に到着しました。

 

その名は聖梵インカ。

 

3人は皆、遥か昔に源層界を追放された異聖メディアに伴って、源層界を離れた創聖巡師と呼ばれる者達でした。

この3人は、現状の名前の頭に「聖梵」と呼ばれる姿に加えて、自身を聖被膜で覆った戦闘的な怪奇姿(ミステリーフォーム)を持っており、3人は怪奇姿に姿を変えたのでした。

 

次動ネブラの聖魔は、はるか上空の未層圏に何が起こったかを把握できていません。

ただ、怪奇姿に変化する際の「キャシャーン」と言う音が地上の次動ネブラにまで届いてたとされます。

 

3人は怪奇姿に姿を変えると、次界へ向かって降下を始めました。

それは聖魔で争っている第一エリアの次動ネブラではなく、そのさらに奥に向かって行きました。

 

次界に現れたこの者たちの目的はなんなのか?

 

はるか昔に、源層界を追われた異聖メディア。

安住の地を見つけるための旅に出た異聖メディアは、流層の果てに、1つの世界にたどり着きます。

蓮の形に似たその場所は曼聖羅。

この曼聖羅の創造には、まだ次界に姿を見せていない4番目の創聖巡師が大きく関わっています。

 

とある事情により、異聖メディアは世界を創造する力を失っていたため、緩やかな滅びの運命にある世界でした。。

 

それを悟った異聖メディアは、新たな安住の地を探す事になります。

手に持つ曼作弓に背中の異星矢をつがえ、理力を込めて放ちます。

放たれた異星矢は、新たな安住の地、すなわち第2の曼聖羅を求め、飛んで行きました。

 

その内の1つが次界の無次元と呼ばれるエリアへと到達したのでした。

その矢が示しています。この地が第2の曼聖羅だと。

 

次界に飛来した創聖巡師たちの目的は、異聖メディアの意思(エイム)により、次界の無次元に第2の曼聖羅を築く事。

そのために曼聖羅から飛来したのでした。

 

一方、源層界。

かつて袂を分かったもう1人の女神の動きに呼応するかのように、聖神ナディアも動き始めた様子でした。

また、もう1人。

天地球に住む女神、愛染かぐやも聖神ナディアと合わせるように行動を開始、天地球を離れようとしていました。

 

次に次動ネブラの天使たちです。

ネブラウォーズを制し、天使たちは次動ネブラを手中にしました。

その次動ネブラの統治は、天魔界からの攻撃に備える意味も含め、ヤマト爆神が行う事になりました。

残された天使たちは、次界の次のエリアに進軍する事が決定します。

これは、次界まで聖戦士軍団を率いたヘッドロココの復活が関わる事でした。

ネブラウォーズで、形勢逆転のきっかけを作った積星(パイルせい)は、ヘッドロココの魂とも呼べる存在でした。

この積星(パイルせい)を、次界の第三エリアに運ぶ事で、ヘッドロココは復活すると予言されていたのです。

積星(パイルせい)は、すでに次界の第二エリアに向かっていたのでした。

 

次界に、聖、魔、聖神、異聖の思惑が乱れ、戦いは激しさを増していきます。

 

ここから考察です。

まずは、現時点での天魔界から見た曼聖羅です。

 

天聖界では、聖典が届けられており、シャーマンカーンが解読することで、情報を掴むことができます。

しかし、天魔界にはそれがありません。

 

ここまでの曼聖羅との接触は、次界道でのゴーストアリババへの聖弾流のみです。

天魔界からすると、天使を苦戦させたゴーストアリババを天使に戻された事もあり、悪魔に友好的な勢力ではないとは感じた事でしょう。

おそらくは、天使側に属する勢力だった事を想定したと思われます。

*そのさらに前に、天使を悪魔ヘッドにしたものも曼聖羅と言うのは、直接、悪魔側からは見えていないと思われます。

 

この時点で、スーパーデビルが敵が曼聖羅であること、曼聖羅とは何かを把握していたかは分かりません。

かつて源層界を追われたもう1人の女神がいる事は認識しているでしょうが、次界口で遭遇したのが、その女神に属している勢力とは思っていないのではないでしょうか。

ただ、自身の味方ではない可能性が高い強大な勢力が存在する事を理解し、その情報収集に努めた事は想像できます。

 

天魔界で、現時点で、曼聖羅の事を認識しているとすれば、

 

魔胎伝ノア

 

でしょうか。

源層界ができる前から存在した太古の悪魔であれば、飛来した創聖巡師や聖弾流に、ルーツの面影を見たかもしれません。

 

スーパーデビルが、魔胎伝ノアから情報を入手したかどうか分かりません。

 

ただ、曼聖羅の来襲をスーパーデビルが認識した時にどう考えるでしょうか?

 

次界をくれてやる

 

だと考察します。

相手は、異なるとは言え、聖神です。

まずは、まともにやり合おうとは考えないでしょう。

 

天聖界と曼聖羅にとっての次界は、新たな安住の地です。曼聖羅の方が現在の居住地が滅びようとしているので、より逼迫していますが。

それに対して、天魔界にとっても次界は、少し重要度が落ちます。

Vol8では、国力増強と天聖界弱体化を目的と考察しました。次界がなくとも天魔界自体に問題がありません。

 

そのため、わざわざ聖神と争ってまで、次界を取りにいかない。と考えてみました。

さらには、異聖神メディアが次界を第二曼聖羅とする際に、天使を、ついでに目障りなワンダーマリアを葬ってくれれば、より良いと考えると感じます。

 

ただ、次界を曼聖羅に取られた場合、異聖メディアが聖神ナディアを憎んでいる事から、そのまま、天聖界、天魔界に侵攻してくる事のリスクも考えておく必要があるかもしれません。

 

このリスクをスーパーデビルはどう考えていたか?

天魔界にとって大変な事ではあるが、最悪、自身はうまく立ち回れると考えていたと思います。

 

なぜか?

異聖メディアが天聖界、天魔界を攻撃する可能性の背景としては、表層界(天聖界、天魔界)が聖神ナディアが育んだ世界だからです。

 

スーパーデビルは、表層界の者ではなく、ダークマターが魔性暗黒ゾーンから生み出した悪魔なので、メディアの恨みとは、関係ない悪魔となります。

 

スーパーデビルからすると、逆に、曼聖羅側について、恩を売っておく事も可能と考えていたのではないかと思います。

曼聖羅としても、スーパーデビルを自身の配下に置く事が出来れば、天魔界はスーパーデビルがブラック戒律でそのまま掌握してもらえれば、結果として、天魔界は無血で曼聖羅の配下に収まります。

後は、天聖界を天魔界と一緒に滅ぼしてしまえば、表層界(天聖界、天魔界)も手中に収める事ができます。

 

ただ、これだとスーパーデビルはトップの座からは転落してしまいます。

しかし、スーパーデビルは、ただ単純に曼聖羅側につくだけではなく、表面的には協力しつつも、自身の権力を拡大する事を画策するとは思います。

逆に、異聖メディアもその事を認識しつつも、スーパーデビルをうまく動かそうと考えると感じました。

 

最後に少し、天使側です。

ヤマト爆神を残して、神帝隊を中心に第二エリア智道へ進んでいきます。

 

後任のリーダーを、誰か置かないの?

 

フラットな組織の良さは、上に意思決定を委ねないので行動が素早いなどのメリットもありますが、次動ネブラを先に天魔界が掌握していたように、第二エリア以降も危険がいっぱいです。

戦争状態は継続されると思うので、戦闘中に集団がバラバラに動いてしまうと、全滅の恐れもあると思うのです。

 

例えば、敵に囲まれて、「右に戦力を集中して突破!」と1人が号令したとして、別の1人が同じようなタイミングで「いや、右の方が敵が厚い。左の方へ展開」指示が出たとしたら、「え、え、どっち?」となっているうちに全滅です。

 

戦場では指揮系統を明確にしておいた方が良いのではと思います。

もちろん、指揮するリーダーが指示を誤る事もありますが、その分、責任も明確です。

少なくとも「え、え、どっち?」と言う非常に危険な状態は避けられるでしょう。

 

後、天聖界本国もヘッドクラスのリーダーを後任として当ててあげれば良いのにと思いますが、そこは人材難なのでしょうね。

その結果が、現場に丸投げのフラットの組織という風に感じました。

 

次回は、智道(ウィズダムベルト)の戦い。

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、スーパーデビルとしては、ゴーストアリババを天使に戻した新手の勢力が現れた時に、こう考えたのではないでしょうか?

 

この勢力には、ワンダーマリアをぶつける。

 

Vol14で、次動ネブラあたりから、スーパーデビルは、ワンダーマリアを疎んじ始めたと考察しました。

部下ではあるが、煙たい存在です。

 

一方、謎の勢力(実態は、曼聖羅)は、非常に強力な印象があり、苦戦は必至で、勝てたとしても、自身の勢力に甚大な被害が出る可能性があります。

 

そこで、ワンダーマリアです。

強力に育ったワンダーマリアであれば、謎の勢力ともある程度戦えると考えるでしょう。

その間に、自身は、謎の勢力についての分析を進める事が可能というところでしょうか。

そのままワンダーマリアが破れてくれても良し。万が一、ワンダーマリアが勝っても、謎の勢力がいなくなるので良し。

と考えたと考察します。

 

実態は曼聖羅は、天使とも敵対しており、これが判明した時点で、「天使をぶつける」方が優先度の高い作戦になるとは思いますが、それでも天使もろともワンダーマリアを葬ることが出来ればと、この頃から感じていたのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(仮)ヤマト爆神 救出作戦

アクセスありがとうございます!

ビックリマンのストーリーを悪魔側から考察する試みVol16です。

 

前回は、デカネロンが登場したところまでを動画にしました。

今回は、ネブラ終結までを動画にしたいと思います。

考察は、◎分〇〇秒からですが、今回は動画は考察が中心です。

ネブラウォーズを現在の世界観でみるとどうなのか等、天魔界側から見たネブラウォーズを中心に考察してみました。

それでは、よろしくお願いします。

 

◆◆紀

 

ここまでのネブラウォーズでは、魔幻型は完成、合わせてデカネロンが復活。

さらに軍の指揮官であるヤマト爆神は魔魂プタゴラトンに囚われてしまいました。

どんな大軍、強力な軍であっても指揮官を失えば、組織的な行動が出来なくなり、少数の敵にも敗れ去ってしまいます。

古来より大将の生死は戦の勝敗に直結しているのです。

 

聖戦士軍団は、まさに指揮官を失った状況で、魔幻型完成により各悪魔が増力した上に、デカネロンという新しい強敵まで登場しました。

このままでは全滅という状況でしたが、聖戦士軍団は死んではいませんでした。

 

指揮官とも言える者がいたのです。

積星

 

積星は次界突入直前で消失してしまったヘッドロココの魂とも言える存在でした。

ヤマト爆神が魔性般若パワーの直撃を受けた際、ヤマト爆神の頭部からこの積星が分離しました。

 

この積星が聖戦士軍団の中核を担う5神帝を導きます。

ヤマト爆神から離れた積星が、5神帝の前に現れたのでした。

積星は、彼らをヤマト爆神の元に誘います。

悪魔たちを薙ぎ倒しながら魔餌独房群(まじシェル)へと急ぎます。

 

一方、魔餌独房群(まじシェル)では魔魂プタゴラトンによる儀式が行われようとしていました。

魔魂プタゴラトンの魔(デビル)キャタピアンプランツに絡められ、まさに魔洗礼が始まろうとしていました。

 

そこに5神帝が現れます。

魔魂プタゴラトンとの戦闘になりますが、ヘッドロココと共に幾多の悪魔と戦い、生き残ってきた神帝隊は伊達ではありません。

また魔魂プタゴラトンも武人と言うよりは、知能派の文官タイプの悪魔ヘッドである事もあり、神帝隊はヤマト爆神の奪回に成功します。

 

しかし、完成した魔幻型による悪魔増力に加え、デカネロンの脅威により、聖戦士軍団が劣勢な状況に変わりはありませんでした。

 

ここでこの戦況を覆す事態が発生します。

魔幻型最上部の魔覇ドラゴットが突然破壊されたのです。

 

魔覇ドラゴットを破壊したのは、ダークヘラでした。

自身の操る造魔棒が魔覇ドラゴットになり飛び立った際に、戦線を離脱していましたが、意識を取り戻すと共に洗脳からも目覚めたのでした。

ダークヘラは、自身が利用された事を知って怒り、魔覇ドラゴットを破壊したのでした。

 

さらに、救出された聖戦士軍団のリーダーヤマト爆神はタイプⅡの聖亜フォームを完全装備。大きく躍動します。

 

魔幻型の特徴は、地中の魔導源祖球からエネルギーを吸い上げ、悪魔エネルギーに変換、悪魔がそれを活用していること事です。

この根本をヤマト爆神が絶ちます。

 

魔導源祖球と魔幻型を接続するパイプを切断したのでした。

 

魔覇ドラゴットを破壊され、さらに魔導源祖球からのエネルギー供給も受けられなくなった魔幻型は完全に停止してしまいます。

 

これにより、悪魔は魔幻型からの源祖球パワーを受ける事ができなくなりました。

天使たちは各地で悪魔を撃破していきます。

 

ただ、悪魔には強敵が残っていました。

魔性般若パワーを操るデカネロンです。

 

しかし、デカネロンは天使とのこれ以上の戦闘を避け、魔魂プタゴラトンを胎内に吸収し、次界の深部へ撤退していきます。

戦況を知ったワンダーマリアからの撤退命令が下ったのでした。

 

これにより、ネブラウォーズは天使側の完全勝利となりました。

 

当初は敵でありながらも、天使側の勝利に大きく貢献したダークヘラですが、天使が勝利したネブラの地に立っていませんでした。

 

天魔界裏切りの代償としてヘラの頭に装備された防具「バッドガード牙(タスク)」により、処刑されてしまっていたのです。。。

 

また、魔幻型から切り離された魔導源祖球も、従来の源祖球となり、ネブラの地から飛び立ったと言われています。

 

こうしてネブラウォーズに勝利した天聖界は、次動ネブラを制圧しました。

次動ネブラは、天魔界からの攻撃に備え、ヤマト爆神が統治する事になりました。

他の聖戦士軍団は次界開拓のため、さらに次界奥へ進む事になります。。。

 

次界のはるか上空。未層圏。

ここに天聖界にも天魔界にも属さないある勢力の超ヘッドたちが

動きを見せていました。。。。

 

To be continued.

 

ここから考察です。

まずは、天魔界にとってのネブラウォーズです。

天魔界にとっての次動ネブラは、いわゆる植民地といったところでしょうか。

また、ネブラウォーズは、ビックリマンで初めて、天聖界勢力が天魔界の支配エリアに攻め込み、この領地を奪取した戦いとなりました。

 

このネブラウォーズは、天魔界側からすると、次界進出の天聖界勢力殲滅の決戦と言うよりは、植民地エリアの防衛戦だと感じます。

天聖界勢力との乾坤一擲をかけた決戦であれば、ボスであるワンダーマリアが出張るべきですし、それがなく、かつ、エリアを要塞化している事からも防衛・奪取されなければ良しと考えていたのではないでしょうか。

 

城や要塞は、攻めるより守る方が有利ですし、ウィングパスストリームが開通しているとは言え、天聖界から離れた地で、要塞攻略が長期化すれば、補給面にも不安がありそうな印象です。

また、腹心の魔魂プラゴラトンに全幅の信頼をワンダーマリアは置いており、ヘッドロココを失った天聖界勢力であれば、次動ネブラに残した戦力で、次動ネブラは守り切れると判断したのでしょう。

 

しかし、天魔界は敗れ、次動ネブラを失うという痛手を追いました。

また、逆に天聖界に次動ネブラを天聖界に併合されてしまいました。

敗因は何か?大きくは4つあると思います。

 

①オアシス幻神

②ダークヘラ

③ヤマト爆神

④魔魂プタゴラトン

 

1つづつ見ていきましょう。

まずは、オアシス幻神です。

聖戦士軍団は、魔幻型を発見できないでいました。

場所が分からないものを制圧する事なんてできません。

 

この状況を天魔界は十分に利用するつもりだったのではないでしょうか。

万が一のための防衛設備として魔幻迷宮なども設営していましたが、そもそも攻め込まれないはずでした。

 

その間に、ダークヘラの元に配置した暗黒魔鬼軍たちで、聖戦士軍団に揺動をかけ続けていれば、不慣れな土地での戦いとなる聖戦士軍団は戦線を維持できなくなるという算段があったのではないかと思います。

 

この大前提を崩したのが、オアシス幻神が天に放った聖鏡盤(せいきょうディスク)だと感じています。

これによる魔幻型の特定が、攻略のとっかかりになっており、天魔界側の大きな誤算の1つだと思います。

 

なので、ネブラウォーズでの論功行賞では、オアシス天女(幻神は敗れて魂は天聖界に戻っているので)を多くの褒美をあげてほしいです。

ただ、天聖界、天魔界含めた表層界の至宝とも言える聖神器を無断で持ち出し、さらには紛失してしまった失態と、この活躍は良くて相殺、悪ければ、なんらか罰せられる可能性もありますね。。。

 

次にダークヘラです。

洗脳が解けた事が完全に想定外だったと感じます。

なぜ洗脳が解けてしまったのかは分かっていません。

洗脳の解ける解けないを置いておいても、魔幻型を完成した時点で、ダークヘラを始末する判断もあったように思います。

ただ、第14回で考察しましたが、次動ネブラの統治のためにネブラの女王を天魔界側でコントロールできた方が都合が良いと考える事もできます。

なので、ネブラウォーズ後もネブラの女王を統治に活かすために、始末しなかったと考えます。

 

またバッドガード牙を装備させているので、洗脳が解ける事も想定していた印象ですが、解けた事を把握するのが遅れたのが致命的でした。

 

次に、ヤマト爆神です。

次界に辿り着くまでの聖戦士軍団のリーダーは、ヘッドロココでした。

次界までの多くの困難をリーダーとして戦って生き抜いており、天魔界からすると歴戦の強者であり、難敵でした。

このリーダーが突然いなくなったのです。

天魔界側は少し安心したのではないのでしょうか。

 

しかし、リーダーを引き継いだヤマト爆神がまた優秀でした。

一度は、魔魂プタゴラトンに捕まってしまいますが、その後のヤマト爆神の動き・判断がネブラウォーズの趨勢を決めました。

 

本編でも書きましたが、魔幻型の特徴は、地中の魔導源祖球からエネルギーを吸い上げ、悪魔エネルギーに変換、悪魔がそれを活用していること事です。

この根本をヤマト爆神を見抜かれ、ヤマト爆神1人にそれを破壊されてしまったのです。

この新リーダーヤマト爆神の力量を、天魔界側は見誤ったと考えます。

 

また、ヤマト爆神は次動ネブラがヘッドとしての初陣となりましたが、この戦いで、敵の悪魔ヘッドダークヘラと一騎打ちを行っています。

新リーダーとなったヤマト爆神は、ヘッドロココに変わって、各天使たちをまとめていく必要がありました。

この初戦で、先陣を切って敵の大将と一騎打ちをする姿は、配下の天使たちを勇気づけたのではないでしょうか。

これにより、各天使も心から新リーダーとして認め、聖戦士軍団がまとまったと考えてみます。

 

最後に次動ネブラ統治の天魔界側の責任者である魔魂プタゴラトンです。

天魔界の賢者と呼ばれるほどの天才ですが、天才であるが故の落とし穴にハマってしまったと思うのです。

自身の頭脳、とりわけ洗脳技術に自信を持っていたのか、捕縛したヤマト爆神を洗脳しようとします。

結果論ではありますが、ヤマト爆神を生かしておかなければ、聖戦士軍団に逆転を許す事もなかったと思います。

また、魔幻型と魔導源祖球を繋ぐパイプは魔幻型の生命線だと思われるので、ここをヤマト爆神にあっさり破壊されてしまったのは、あまりに守備を手薄にしすぎだと思うのです。

まぁ、魔魂プタゴラトンに関しては、次動ネブラでの天魔界側の総指揮を担っていたと思いますので、全ての敗因魔魂プタゴラトンの判断に帰着すると思いますが。

 

こうして天魔界は敗れ、次動ネブラを失った訳ですが、これは天魔界にとって大きな痛手のように思います。

表層界からの入り口である次動ネブラを勢力化に収めていれば、天聖界を侵攻する際に2方向から侵攻が可能です。

無縁ゾーンなどを通るため、そのルートは整備する必要はありますが、無縁ゾーンは天使の理力が思うように働かないなど天使側のデメリットが多く、住み着いていた魔怪もヘッドロココたちが退治したので、ある程度安全が確保されているように思えます。

 

2方向から侵攻することで、戦力も分散させる事もできます。

 

しかし、その領土を失いました。

(次動ネブラよりさらに奥に広がった次界の第2エリア以降の話もありますが)

それにより、2面作戦は実行できません。

また、天聖界本国を追い詰めたとしても、天使側としては次動ネブラに退避して、再起を図ることも可能となりました。

逆に、次動ネブラで戦力を増強した上で、暗裏ロードを利用した天魔界本国奇襲などもあり得るかもしれません。

 

色々、天魔界にとっては都合が悪く、次動ネブラを天聖界側に奪われた事で、天聖界制圧計画は、大きく遅れたと感じます。

 

次に、ワンダーマリア&魔魂プタゴラトンの次動ネブラの統治について考察です。

天魔界本国(=スーパーデビル)から見た場合、1点気になるポイントがあると考えます。

それは、デカネロン。

 

魔肖復活は、スーパーデビルも承認の作戦だったのか?

これはワンダーマリアの独断の判断だったのように思います。

では、なぜ、ワンダーマリアはデカネロン復活(=危険な魔性般若パワーの活用)を画策したのか?

次動ネブラの防衛力強化と言う事もその理由の1つはあると思います。

ですが、やはり天魔界トップへの野心が芽生え、スーパーデビルへの対抗・独立を視野に入れた上での独断かなと考えます。

スーパーデビルにはブラック戒律があり、いくら仲魔を集めて抵抗しようが無意味です。そのため、ブラック戒律が通用しないレベルの悪魔と手を組む必要があります。

それがデカネロンだったのではないか?

それにより自身の勢力基盤を固め、天魔界から離れたこのネブラの地を反逆の第一歩としたい思いがあったのではないかと考えます。

デカネロンに天使と最後まで争わせないまま、次動ネブラから撤退命令を出したのも、自身の基盤(デカネロン、魔魂プラゴラトン)の消耗を避けるためだったかと感じます。

 

また、天聖界側となりますが、まんまと天聖界は次動ネブラをその勢力化に置く事に成功しました。

ヘラの次の王位継承権を持った王子や貴族などはいなかったのでしょうか?

天魔界の襲来により、洗脳されたダークヘラ以外の王族はひょっとしたら生かされなかったのかもしれません。。。

ヘラの抹殺により、王家(ヘラ家)は断絶。

それにより、解放戦に勝利した天聖界が次動ネブラを支配エリアに置いたとも考えられます。

いずれにせよ、このネブラウォーズによって、次動ネブラの政権は、もとのネブラの民の元には戻ってきませんでした。

 

第14回の動画で、天聖界が次動ネブラの政治に介入するには、天魔界が次動ネブラを植民地化した事で発生した「女王側と反王国側の内乱」が起きている状況を利用するのが都合が良いと考察しました。

実際、ネブラウォーズがなければ、このような形で天聖界が次動ネブラを掌握する事はなかったのではないでしょうか。

 

また歴史は常に勝者に都合の良いように書き換えられると言います。

ネブラ王族であるヘラ家の生き残りがいたとして、その者が次動ネブラ王を引き継ぐ事を天聖界は許すのか。。。あるいは。。。

 

アニメではヘラが生きており、次動ネブラの統治をヘラにお願いしていましたね。その補佐としてヤマト爆神を置いておくという感じでした。

ストライク天使も一緒にネブラに残れて良かったね。

アニメの十字架天使(その後のパワーアップも含め)、健気すぎて泣ける。

 

第16回おしまい。

次回は、ネブラ上空の創聖巡師たち。

(仮)魔覇ドラゴット開眼

VOL15 魔覇ドラゴット開眼

 

アクセスありがとうございます!

ビックリマンのストーリーを悪魔側から考察する試みVol15です。

 

前回は、魔覇ドラゴットが飛び立つところまでを動画にしました。

今回は、魔幻型突入からデカネロンまでを動画にしたいと思います。

考察は、◎分〇〇秒からで、魔覇ドラゴットについてです。

それでは、よろしくお願いします。

 

◆◆紀

 

次動ネブラで聖魔の争いが勃発。

ヤマト爆神と対峙したダークヘラの造魔棒(ぞうまスティック)が肥大化、魔覇ドラゴットとなり、魔幻型へ飛び立って行きました。

 

突然の状況に事態が飲み込めないヤマト爆神。

ダークヘラは戦線を離脱しまいます。

 

そこにヤマト爆神に天聖界からの情報が入ります。

魔覇ドラゴットが開眼すると、魔幻型は完成し始動を始めると、全ての悪魔は増力する。

その魔覇ドラゴット開眼のキーポイントは、地中の魔動源祖球から発生している祖球フロスで、最大サイズの祖球フロスが右目はまる事で魔覇ドラゴットは開眼するのでした。

 

これを知ったヤマト爆神は攻撃の目標を、ようやく正確な位置を知る事ができた魔幻型に定めます。

 

一方、天聖界が魔幻型の情報を知り得たのには訳がありました。

聖神ナディアの命を受けたヘブン士の制空キングが天聖界へ到着。

シャーマンカーンに聖典を渡したのでした。

シャーマンカーンはこれを解読し、次動ネブラで戦うヤマト爆神に情報を伝達したのでした。

 

さて、魔幻型攻略戦ですが、その下には巨大な迷宮「魔幻迷宮」が広がっていました。

これを突破しなければ、魔幻型を攻略する事はできませんでした。

この魔幻迷宮攻略に際して、天聖界から援軍が到着します。

 

まずは、次界までの様々な戦いで活躍した聖ウォーマンに続いて、新たに女性天使で編成された聖ウォーマンⅡ。

次に魔幻迷宮に巣食う魔宮伝説合戦鬼に対抗すべく参戦したプレイ天使たち。

プレイ天使たちには、それぞれお守りがくっついていました。

彼らは次界が気になって、ついウィングパスストリームに乗って次界にやってきてしまったのでした。

 

おや・・・

 

 

最後に、次界案内古師(じかいガイドこし)とも呼ばれる次動ネブラの長老達が導いた天使たちです。

彼らはそれぞれ天聖界にテレパシーを送っていました。

 

まずは聖妃リーチです。

彼女は、ヘラクライストに理力をインプットしたインプット天使の1人でもある上御殿がパワーアップした姿でした。

さらには、ストライク天使。

パワーアップを繰り返し、次回門攻略戦で活躍したアローエンジェルがさらにパワーアップして、登場ですの。

最後に、最後の神帝 烈神照光。

彼は若神子のまま天聖界に残り、聖色光で次界までの道を照らし続けていました。

次界までの道として、ウィングパスストリームが開通し、その役目を終え、満を持して神帝にパワーアップしての参戦です。

 

援軍も加えて、魔幻型に攻略に向かいます。

そんな聖戦士軍団の前に、魔存鬼が立ちはだかります。

これをまず迎え打ったのが聖ウォーマンⅡたちです。

魔幻型攻略の序戦となったこの戦いに聖ウォーマンは勝利します。

 

いよいよ魔幻迷宮に突入です。

 

魔幻迷宮には、序戦で幻神たちを撃破したデビリン族も追いつき、戦いに加わります。

これには、聖ウォーマンたちが対応します。

次界案内古師に導かれた天使達は、悪魔と戦いつつ出口までの道を切り開き、プレイ天使たちが、迷宮に巣食う魔宮伝説合戦鬼たちに対応します。

プレイ天使たちは魔宮伝説合戦鬼を倒しますが、神伝レーラだけは異なりました。

神伝レーラのお守りカボシャは、餓乱苦2(ガラクーツー)に捕まり、魔ボシャになってしまっていました。

めざ魔人に魅入られた神伝レーラは、それに気づかず、魔ボシャに乗り込んでしまいます。

ここで、神伝レーラは、ガラスの靴ならぬ「ガラ苦ツ」を履き、洗脳されてしまいます。

 

その間にも魔動源祖球から祖球フロスは発生し続けています。

積星からの聖撃命を受信したヤマト爆神は、魔覇ドラゴットの開眼を阻止するため、先行して爆走。

その姿をタイプⅡへと変え、魔覇ドラゴットに近づく祖球フロスを破壊しつつ、魔覇ドラゴットに迫ります。

ついに、最大の祖球フロスを発見し、これを破壊しようとしたヤマト爆神でしたが、これを仕留め損ねます。

神伝レーラがヤマトの持つサバイブラスト剣に仕掛けを施していたのでした。

ヤマト爆神の奮闘も虚しく、最大祖球泡は魔覇ドラゴットに到達、ついに魔覇ドラゴットは始動を開始します。

 

それと同時にとある悪魔が甲殻体に包まれて次動ネブラに到着しました。

このとある悪魔は、ワンダーマリアと交信していました。

甲殻体は地中の魔動源祖球に飛び込むと、魔幻型を通して、頂上の魔覇ドラゴットの口内に甲殻球を産み出しました。

 

また、この時、甲殻体に包まれた悪魔は、かつて天聖界を襲った強力なエネルギー、魔肖般若パワーをヤマト爆神に向け放出。

魔肖般若パワーの直撃を受けたヤマト爆神は仮死状態となり、戦線を離脱してしまいます。

この時、頭上の積星の1つがヤマト爆神から飛び立って行きました。

 

魔覇ドラゴットの口内に生み出された甲殻球体は魔動源祖球からのエネルギーを吸収し、1体の悪魔を生み出しました。

「そびえる塔に魔肖がよみがえらん」

 

魔肖般若パワーを操る魔肖ネロが転生しデカネロンとなって誕生しました。

 

デカネロンは魔幻迷宮の天使たちに襲い掛かります。

強敵の登場に加え、魔幻型が始動したことにより、悪魔はさらに増力し、天使を押し込みます。

 

一方で、戦線を離脱したヤマト爆神。

これを見た魔魂プタゴラトンは、ヤマト爆神を捕縛。

魔幻型内の魔餌独房軍(まじシェル)に幽閉されてしまいます。

 

魔魂プタゴラトンは一計を案じます。

この天使ヘッドを悪魔ヘッドにしてしまおうと。

 

魔幻迷宮では、増力した悪魔たちが天使たちに猛威を振います。

 

この次界までの旅の中、聖戦士軍団、最大のピンチが訪れます。

 

ここから考察です。

魔覇ドラゴットについてです。

この魔覇ドラゴットは魔幻型のパーツでもある事から、ワンダーマリア&魔魂プタゴラトンにとっては、ダークヘラの造魔棒から魔覇ドラゴットに必ず変化させる必要がありました。

ワンダーマリアにとって、魔幻型の完成は非常に重要な目的になっており、そのキーパーツとなる魔覇ドラゴット=造魔棒を何故ダークヘラに渡したのか。

ダークヘラが陽動念動を使うために必要だったのかもしれませんが、戦闘中に破壊される可能性だってあります。

破壊されれば、これまで一生懸命、土木工事を進めていた魔幻型は一生完成しない事になってしまいます。

こんな事になったら造魔竜鬼は「俺らの仕事を無駄にすんなよ」と思ってしまいます。

なので、造魔棒は前線に出してはダメなアイテムで、さらにはサッサと魔覇ドラゴットに変化させて、素早く魔幻型と一体化させておいた方が合理的だと感じます。

 

この事から考えると、ワンダーマリア、魔魂プタゴラトンだけでは、造魔棒は魔覇ドラゴットにする事は出来ず、ダークヘラに渡さざるを得ない理由があったと思われます。

ダークヘラと言えば、次動ネブラの女王。

次動ネブラの地に建立され、源租球というネブラのエネルギーを使っている魔幻型の始動は、ネブラ王族のエネルギーを必要としたのかもしれません。

さらにネブラ王族のエネルギーを造魔棒が吸い上げるためには、破壊のエネルギーが必要で、それは敵である天使と戦う事(敵を破壊する事)で生まれるエネルギーであったのではないかと考えます。

そのため、ワンダーマリアは次動ネブラ制圧の際に、女王であるダークヘラを洗脳という形で活かし、対天聖界の先鋒としてぶつけたと考えてみます。

そして、この思惑は、見事に成功し、ヤマト爆神と打ち合う中で、破壊エネルギーとネブラ王族のエネルギーを喰って成長し、造魔棒は魔覇ドラゴットに変化したというのが考察です。

 

 

魔魂プタゴラトンについてです。

ワンダーマリアの腹心であり、天魔界の賢者と呼ばれる文官タイプの悪魔ヘッドです。

次界最深部に侵攻するワンダーマリアは、武をダークヘラ、文および総指揮をプタゴラトンに預けてた印象ですね。

装飾品や髪型などもワンダーマリアに似ています。

 

 

 

 

 

 

(仮)激闘! 次動ネブラ

ヘッドロココ達、聖戦士軍団はさまざまな困難に乗り越え、ついに目指していた次界に到着しました。

 

聖典に従い、ヤマト神帝を先頭に進んでいく聖戦士軍団。

その時でした。突然、ヘッドロココの体を強い光が包み込みます。

 

騒然となる聖戦士軍団でしたが、ヘッドロココを包んだ強い光は、

一筋の光「壮聖光(そうせいビーム)」が放ちました。

その光はヤマト神帝を包み込みます。

 

ヤマト神帝 → ヤマト爆神

 

新たな天使ヘッドの誕生の一方で、ヘッドロココは聖耀体化(セントきたいか)し、光と共に消滅したのでした。

 

ヤマト爆神の頭には、積星(バイルせい)と呼ばれる星が輝いています。

この星には、ヘッドロココの魂が宿っているとされ、消滅してもヘッドロココは、ヤマト爆神を守護しているのでした。

 

さて、これまで聖戦士軍団を率いてきたヘッドロココを失いましたが、新たなリーダーとして、ヤマト爆神が聖戦士軍団を率います。

そして、目指してきた次界の第一エリア「次動ネブラ」に足を踏み入れます。

 

次動ネブラは、不思議なエリアでした。

重力が上に働き、万物は常に動き続け、木は空に向かって根を張る不思議な世界でした。

また、地中に源祖球(げんそきゅう)と呼ばれるエネルギー体があり、そこから祖球泡(そきゅうフロス)が地表に湧き出していました。

 

新天地として、天使を移住すべく聖戦士軍団は探索を開始ます。

次動ネブラには原住民がいました。

お守りのサルとこの地を収める女王でした。

 

聖戦士軍団は、次動ネブラが天魔界に勢力に脅かされている事を知ります。

次動ネブラの女王ヘラは、ワンダーマリアに操られ、悪魔ヘッド「ダークヘラ」となり、悪魔側の指揮官となっていました。

ダークヘラは、陽動念動と呼ばれる魔力を持っており、超念魔に似た悪魔を操る力を持っていました。

 

また、ダークヘラは、次動ネブラを魔として征服するために、大きな使命を与えられていました。

巨大要塞・魔幻型(まげんモデル)の完成です。

陽動念動を用い、造魔竜鬼と呼ばれる土木建築が得意な悪魔を率いて、魔幻型の完成を急がせています。

さらには、次界道で戦った超念魔をあやつるデビリン族の増長型や、悪球エリアで葬ったはずの悪根鬼たちが天使の因子を奪って再生魔鬼となり、魔幻型を守っていました。

この魔幻型は、地中の源祖球からエネルギーを吸い上げ、これを悪魔エネルギーと変換、次動ネブラに超念魔を発生させていました。

これにより、次動ネブラは悪魔が活性化する環境になっていました。

 

この状況では、天使の移住どころではありません。

天聖界は、悪魔から次動ネブラを解放する事および魔幻型完成阻止を決断します。

 

これに際して、天聖界から造魔竜鬼殲滅のため円神子が到着します。

天聖界がこれまで以上に迅速に援軍が送れたのは訳がありました。

消滅してしまったヘッドロココがこれまで通ってきた道にはウィングパスストリームと言う気流の道が出来ていました。

この気流によって螺エリアは消滅。

天使たちはこの道を通ることで、素早く次界へ到達する事ができるようになったのでした。

 

さらに、次界道の時を同じく、天聖界にいるアーチ天使たちが神帝の盾から幻神として現れたのでした。(出幻)

幻神たちは、先の幻神たちと同じく老天使たちのもとで保管されていた強力な神器を携えていました。

 

天聖界側の陣容も整い、いよいよ戦闘が始まります。

第四次聖魔大戦 ネブラウォーズの開戦です。

 

ここで少し考察です。

造魔竜鬼は見るからに土木作業に特化しており、戦闘員としての戦力とは考えにくいような印象です。そう考えると、前線より奥に配置されて建築作業を続ける造魔竜鬼。その護衛として前衛に、デビリン族増長型、そして再生魔鬼。これら全体を束ねる指揮官としてダークヘラと言う布陣と考察します。

数の面では心もとないですが、護衛たちはなかなかに強力かつ魔幻型による悪魔の活性化が味方すると言う感じでしょうか。

 

一方、天聖界側としては、まずは魔幻型の完成を阻止したいところですが、その正しい位置を把握する事が出来ずにいました。

そのため、この作業員である造魔竜鬼を潰してしまいたいところです。

(この先の戦闘状況の詳細は私の想像部分もあります。)

 

さて、火蓋が切って落とされた大戦ですが、円神子が、予定通り、建築部隊であるの造魔竜鬼に狙いを定めます。

ヤマト爆神と共に前線を抜けます。

ヤマト爆神はそのままダークヘラと一騎打ちを挑みます。

 

前戦では、再生魔鬼が、天使の理力をも利用した理魔力(りまりき)を駆使し、猛威を奮います。

さらに、デビリン族も超念魔に加えて、次動ネブラのエネルギー源たる源祖球から発生した祖球泡(そきゅうフロス)からの力も得て、非常に強力です。

しかし、天使側は、猛威を奮っていた再生魔鬼を天使理力アップ帝使が止め、再生魔鬼を見事に打ち倒しました。

逆に、このデビリン族は、幻神たちを捕捉、これを打ち破ります。

 

この時、オアシス幻神は、手にしていた聖鏡盤(せいきょうディスク)が天に放ちます。

この聖鏡盤(せいきょうディスク)魔幻型の位置を明らかにし、その情報はヤマト爆神に届けられます。

敗れたものの幻神たちは、大きな仕事を果たします。

 

一方、前線を抜けた円神子は、造魔竜鬼を爆撃。これを撃破します。

これで魔幻型の完成は阻止された。。。。かに思われましたが、時すでに遅し。

造魔竜鬼の役割はすでに完了しており、最後のパーツが揃えば、魔幻型は完成する状況になっていました。

撃破された造魔竜鬼は、そのまま魔幻型モデルへ吸収され、敗れてなお魔エキスとしてそのエネルギーを吸収され続けます。

 

また、ダークヘラと戦うヤマト爆神は、有利に戦闘を進めますが、突如ダークヘラの持っていた造魔棒(ぞうまスティック)が肥大化、一体の竜「魔覇ドラゴッド」となり、魔幻型へ向けて飛び立っていきました。

 

この魔覇ドラゴッドこそ、魔幻型は完成の最後のパーツでした。

魔覇ドラゴッドは、魔幻型の頂上に安置すると魔幻型と一体化しました。

また、そこには魔幻型を始動するべく1人の悪魔ヘッドが姿を表しました。

 

魔魂プタゴラントン

 

ワンダーマリアの腹心、魔魂プタゴラントンは、魔覇ドラゴッドに魔魂を注入し、魔覇ドラゴッドの右目が開眼する時を待ちます。

その時こそ魔幻型は始動をはじめるのです。

 

続く。

 

ここから考察です。

まずは、天魔界全体から見た次動ネブラの統治とワンダーマリアについてです。

第8回の動画で、天魔界の次界進出の目的を、天聖界の次界進出を阻む事での天使勢力の指揮低下と、次界資源を天魔界で活用する事での国力増強と考察しました。

 

その命を受けたワンダーマリアは、まんまと天使を出し抜いて、次界第一エリアを制圧。しかも、現地の資源(源祖球)を活用して、悪魔が活性化する環境を構築、さらには、素早く要塞化まで行ってしまう仕事ぶりは本当に有能です。

 

さらに、現地資源の活用と言う意味では、女王ヘラと言う人的資源を洗脳と言う形で、天魔界側の戦力として活用していたりもします。

また、これには大きな戦略があったと考えます。

 

女王ヘラが統治していた国の姿がストーリー上見えないですが、女王と言うからには、その国民がいた。とここでは考察します。

侵略した国を、侵略した側が統治するのは非常に難しいものです。

当然、侵略された側の国民は反発を覚え、反抗し、抵抗勢力になる事が多々あります。

この統治を速やかに行うために、女王を生かし、洗脳という形であっても味方につける事で、次動ネブラの民をうまく統治・コントロールしたと思われます。

 

特殊な自然環境を持つ次動ネブラの中で、異国から来た悪魔勢力が、巨大な建造物である魔幻型を速やかに建築できたのも、次動ネブラの国民をうまく利用したと考えます。

もちろん、天魔界の土木技術や魔魂プタゴラトンの知恵もあると思いますが、

となると、造魔竜鬼は土木建築界では超エリートかもしれません。

 

こう考えると、めちゃくちゃ有能ですね、ワンダーマリア。

天魔界の知恵者、魔魂プタゴラトンの献策も大きかったと思いますが、この策を素早く実行に移せる判断力や実行力はまさにリーダーの資質を備えていると言えるでしょう。

 

ここまではスーパーデビルの指示以上の成果を出している印象です。

ただ、ワンダーマリアは魔幻型プロジェクトに、別の作戦をおそらく独断で持ち込みました。

 

次に、天聖界から見た次動ネブラです。

ダークヘラは、洗脳を受けているとは言え、次動ネブラを取り仕切る女王です。

実質的には天魔界が支配していますが、国としての体裁は、女王が取り仕切っています。

そのため、長老や縁神物は次動ネブラ王国(仮称)に対して反体制側に見えます。

つまり、これは次動ネブラ王国(仮称)の内乱であり、その内乱に天使たち参加し、反体制運動を支援して、次動ネブラ王国と戦っているようにも見えます。

逆に次動ネブラ王国(仮称)の支援国が、天魔界という感じです。

もちろん、現在の次動ネブラ王国(仮称)の政権は、洗脳と言う手段によって、天魔界の傀儡政権となっているため、ネブラのために天魔界を追放すると言う天聖界の大義名分は成り立ちます。

しかし、これは天魔界を追放した後、次動ネブラ王国(仮称)の民による新政権を樹立すると言う前提があってこそ成り立つと思うです。

もし、次動ネブラから天魔界勢力を追放したとして、次動ネブラ王国(仮称)の土地を統治するのは、誰でしょうか?

あくまで反王国運動の支援であれば、ネブラの民になるべきですが。。。

 

少し見方を変えます。

もし天魔界が次界進出をしなければ、天聖界のメンバーが次動ネブラに先に到着する事に成ります。

天聖界の目的は天魔界よりずっと重く、新たな移住先の開拓です。

しかし、次動ネブラには女王ヘラの統治する次動ネブラ王国(仮称)が存在しています。

どうするのでしょうか?

天使を次動ネブラ王国(仮称)に移住できるように交渉をするのでしょうか?

次動ネブラ王国(仮称)に住む天使達は、次動ネブラ王国(仮称)の民として、その統治下に収まる事になると思います。それはスーパーゼウスも含めても、王国のトップは、女王ヘラである事が筋だと思います。

スーパーゼウスがトップの体制を維持したいのであれば、移住は叶わないでしょう。

また、次動ネブラ王国(仮称)に天使を受け入れるだけのキャパ(土地や食料、資源、仕事など)はあるのでしょうか?

なければ、女王として、次動ネブラ王国(仮称)への天使の移住を拒否せざるを得ない事になると思います。

簡単な交渉にはならないと思います。

交渉が決裂した場合、天聖界は次界第一エリアの次動ネブラは諦めるのでしょうか?

天使ならそうかもしれません。

 

そう考えると、天聖界が次動ネブラを直接支配するためには、天魔界の介入による「女王側と反王国側での内乱」が起きている今の状況を利用するのが1番都合が良いのかもしれません。。。

 

一方、原住民として次動ネブラ「お守りのサル」が存在しています。

このお守りのサルたちは、魔幻型が建築されている事を知り、到着した天使たちにその事を伝えたとされています。

ただ、このお守りのサルたちが、魔幻型が建築されている事を知り得たのは、ウィングパスストリームによって発生した気流により、次動ネブラの霧が晴れた後なので、そのだいぶ前から、天魔界の魔幻型プロジェクトは着手されていました。

 

この事から、「お守りのサル」は女王ヘラの統治外の存在か、女王ヘラの国民だとすれば、魔幻型プロジェクトは一部の政治家だけの極秘事項だったのかもしれません。

 

最後に、悪魔側からではないですがヤマト爆神についてです。

リーダーたるヘッドロココが消滅し、ヤマト爆神が皆を率いて、次動ネブラの戦いに入っていきました。

 

ビジネスマンで例えるとこんな状況だと思いました。

「行くまでは道が大変だけど、行ったら受注できる仕事」があり、部長に同行。

現場につく直前で、急に部長が倒れ、その際に「君は課長に昇格してもらう。責任者を努めてほしい。よろしく」と言われ、突然責任者に。

現場に行ってみると、仕事はすでに同業他社に奪われている状況。

だからと言って、「もう他社が受注してました」と本社に戻れない状況。

そのため「顧客に同業他社から乗り換えてもらう」いきなり難しい業務が仕事に。

しかも、周りの部下は自分の同期だらけ。

同期の中で1人だけ出世して気も使う。。。

 

と言う感じでしょうか。

突然の抜擢でも、これに日寄らずにリーダーシップを発揮できるヤマト爆神も超有能!